ワイエスイレブンぶらくりさるく

アクセスカウンタ

zoom RSS デトロイト美術館展

<<   作成日時 : 2016/11/20 09:37   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 現在、上野には、ゴッホが二か所に来日している。こちらは、上野の森美術館の、デトロイト美術館展の方である。ゴッホの絵は、2点あって、特別室になっているのが、びっくりした、というか驚いた。
画像
 19「自画像」(ゴッホ) 小品だが、さすがに、迫力があった。最初は、眼の位置がアンバランスに見えたのだが、眼と鼻と耳とが、静止した中に、顔面や髭がものすごく激流のような感じがした。ぎりぎりに、右側の方まで歩いてから、「自画像」を見ると、まるで彫刻のように立体的に観えた。改めて、正面に戻って、みると、ますます絵が立体的に観えて、眼が釘付けになってしまった。
画像
 20「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」(ゴッホ) ゴッホ晩年の絵には、不安を感じるタッチがあるが、この絵の背景の森の繁みが、そのような感じだった。船が、きっちりと並べて描いてあり、このあたりは、律儀なゴッホの絵らしくて、良かった。
 第1章 印象派 6「女性の肖像」(ドガ) ドガと言えば、踊り子か競馬を思い浮かべるが、珍しい女性の肖像画だった。半逆光の中にたたずむ女性像で、背景の花が、妙に気に入った。 8「グラジオラス」(モネ) 薄幸の妻カミーユが、さりげなく描かれている。やはり、影の薄さが気になる。 9「肘掛け椅子の女性」(ルノワール) 印象派時代のルノワールらしい女性像で、影の表現が、微妙と言うか、面白い。 11「座る浴女」(ルノワール) どこかで見た絵だ、と思って調べたら、若き日に買った、ルノワール画集の中にあった。イメージとしては、古典的なルノワールのイメージがとても強い絵だった。 13「パリのカフェにて」(アンリ・ジェルヴェクス) 知らない画家で、ぱっと見では、マネの絵かと思った。
 第2章 ポスト印象派
画像
 17「サント=ヴィクトワール山」(セザンヌ) シンプルなサント=ヴィクトワール山だが、何度観ても心地良い絵である。あのような絵を描いてみたいと思うが、実際には難しい。 21「こころの中に浮かぶ蝶」(ルドン) なんとなく、御舟の画を思い出した。蝶と言うよりも蛾のイメージだが、あくまで、幻想なのだろう。 24「犬と女性」(ボナール) テーマと背景とが、渾然一体となった、不思議な絵だった。
 第3章 20世紀ドイツ絵画 31「雨雲、ガルダ湖」(ロットルフ) 現代日本画のようなイメージの画だった。 33「オリーブ色と茶色の自画像」(ベックマン) ナチスに、敗退芸術と、迫害された画家とのこと。魂の感じられる、自画像だった。
 第4章 20世紀のフランス絵画 今回の、デトロイト美術館展の目的は、ゴッホとマティスだった。
画像
 37「窓」(マティス) タイトルは、「窓」で、右上に、木立の見える窓が描かれているのだが、感じとしては、モンドリアンの、抽象画にも通じるところがあった。理屈よりも、肌で感動した、名画だった。 39「ケシの花」(マティス) 解説によれば、花火をイメージしているとか。メダカのような、青い壁の塗り方が面白かった。 42「アルルカンの頭部」(ピカソ) 青からピンクの時代への移行期の作品らしい。メランコリーな気分が、よくあらわされている。 45「肘掛け椅子の女性」(ピカソ) ピカソは、多作の画家なので、駆け足で鑑賞したい気分なのだが、それでも、足を止めてしまった。ざっくりした、力のある絵である。
 変な話だが、コンパクトで、疲れなくて良かった。月曜日と、火曜日とは、写真が可なのもうれしい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
デトロイト美術館展 ワイエスイレブンぶらくりさるく/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる