西国三十一番 長命寺ご開帳
琵琶湖就航の歌に、西国十番長命寺という歌詞があったような気もするが、長命寺は三十一番である。急に思い立って、休日割引を使っての旅、ということで、竜王のインターまでは1000円也だった。測ったわけではないが、参拝開始時刻のちょっと前だった。歩くと八百八段ある階段を、申し訳なくも、ドライブウエーで登った。入口で、一番札をいただいて、帰りに返すシステムらしく、どうやら、我々が一番最初の参拝者のようだった。長命寺は、雰囲気が天橋立の成相寺に似ていた。高台から木立や幟の向うに、琵琶湖が霞むように見えていた。駐車場からでも、それなりに急な階段を登りつめて行く感じも、似ていた。登りつめると、本堂の右手に、落ち着いた感じの三重の塔が見えていて、雰囲気を出していた。寺の名前の長命というのは、三百年も長生きした武内宿禰が、この山に登り、長寿を祈願し、かなえられたことが起源らしい。秘仏でご本尊であられる十一面観音様は、顔立ちが整っていたのは当然として、化仏の一つ一つが、丁寧に造られている感じが、とても好ましく思われた。せっかくなので、健康長寿をお祈りして、ふもとの近江八幡の街へ向かった。
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