長谷川等伯展in東博
没後400年を記念して、長谷川等伯展が開かれている。等伯といえば、最初に智積院の金碧障壁画を観て驚嘆し、後年水墨画の「松林図屏風」を観て心から感動した記憶がある。ただ、この二つが直接に結び付かなかった不思議な絵師という印象がある。今回は、国内に存在するほぼ全ての作品を一挙に公開するという、空前絶後の大回顧展ということで、出かけてみた。
第1章 能登の絵師・長谷川信春 1「十二天像」ややかたい印象の仏画だった。立っている姿の月天とその台の模様が良かった。 2「釈迦多宝如来像」初めて見る図像だった。下方、獅子に乗った勢至菩薩様が、なんともいえず、最高に可愛らしかった。 5「日蓮聖人像」若き日の作品だが、日蓮の存在感が伝わった。 7「三十番神図」月のそれぞれの30日の守り神様を、カレンダーのように(順は不同)並べた、珍しい作品。1日の熱田大明神が素敵だった。 8「仏涅槃図」迦陵頻伽が、印象的だった。 12「善女竜王図」凛々しい少年のような感じの善女竜王図。
第2章 転機のとき 15「十六羅漢図」羅漢様よりも、虎や龍の方が興味深かった。 16「牧馬図屏風」野馬の造形も面白かったが、蛍光色のような狩着が気になった。 ◎「海棠に雀図」小雀が、なんとも可愛らしかった。 18「恵比寿大黒・花鳥図」恵比寿が大黒の髭を引っ張っている、ユーモラスな図。 21「達磨図」衿などの太いラインが印象的。 26「寒江渡舟図」本格的な水墨画。背中の白さが印象的。 27「西王母図」素敵な西王母様。 ◎「山水図襖」桐が、白雪のようで、絶品。 30「臨済・徳山像」右の徳山が個性的。
第3章 等伯をめぐる人々 32「武田信玄像」やや暗くて、顔が分かりづらいが、何とか分かった。図録も見ると良い。 35「千利休像」利休と交流のあった等伯の図だけに、存在感が際立っている。 37「春屋宗園像」形式的な絵だが、顔は個性的。39も同様。
第4章 桃山謳歌 41「楓図壁貼付」初めて見た時は、ケイトウのきれいさに心を奪われたが、改めて観ると、幹の迫力も凄く、両方のコラボレーションが凄い。 42「松に秋草図屏風」この絵もきれいな菊が描かれているが、何と言っても、曲った松の幹の迫力が凄い。 43「柳橋水車図屏風」非常に装飾的な画。柳の曲り具合が印象的。右側から観ると良い。 44「萩芒図屏風」どちらかというと、芒の重なり具合が興味深かったが、ハガキになっていなかった。(萩はあった)
第5章 信仰のあかし 48「仏涅槃図」10×6mの超大作。日本三大涅槃図。(本図は、本法寺、他は東福寺と大徳寺)駱駝と白鳥が面白かった。
第6章 墨の魔術師 67「竹林七賢図屏風」一般的には、雰囲気や竹の表現を鑑賞するのかもしれないが、個人的には、衣の太いラインが気に入った。 ◎70「竹鶴図屏風」牧谿スタイル。こちらの竹の表現は、秀逸だった。 71「枯木猿猴図」こちらも牧谿スタイル。お猿さんよりも、枝の表現が、松林図と同じで、感動した。 73「老松図襖」こちらも、松の表現が素晴らしい。
第7章 松林図の世界 ◎76「松林図屏風」ご存知、日本画最高峰、世界的にも優れた絵画だと思われる。描かないで、霧を表現しているのが、凄い。この画の場合、足もとから感動が湧き上がってくる画だった。ひょっとして、具象と抽象の両方を表現しているのかもしれない。
第1章 能登の絵師・長谷川信春 1「十二天像」ややかたい印象の仏画だった。立っている姿の月天とその台の模様が良かった。 2「釈迦多宝如来像」初めて見る図像だった。下方、獅子に乗った勢至菩薩様が、なんともいえず、最高に可愛らしかった。 5「日蓮聖人像」若き日の作品だが、日蓮の存在感が伝わった。 7「三十番神図」月のそれぞれの30日の守り神様を、カレンダーのように(順は不同)並べた、珍しい作品。1日の熱田大明神が素敵だった。 8「仏涅槃図」迦陵頻伽が、印象的だった。 12「善女竜王図」凛々しい少年のような感じの善女竜王図。
第2章 転機のとき 15「十六羅漢図」羅漢様よりも、虎や龍の方が興味深かった。 16「牧馬図屏風」野馬の造形も面白かったが、蛍光色のような狩着が気になった。 ◎「海棠に雀図」小雀が、なんとも可愛らしかった。 18「恵比寿大黒・花鳥図」恵比寿が大黒の髭を引っ張っている、ユーモラスな図。 21「達磨図」衿などの太いラインが印象的。 26「寒江渡舟図」本格的な水墨画。背中の白さが印象的。 27「西王母図」素敵な西王母様。 ◎「山水図襖」桐が、白雪のようで、絶品。 30「臨済・徳山像」右の徳山が個性的。
第3章 等伯をめぐる人々 32「武田信玄像」やや暗くて、顔が分かりづらいが、何とか分かった。図録も見ると良い。 35「千利休像」利休と交流のあった等伯の図だけに、存在感が際立っている。 37「春屋宗園像」形式的な絵だが、顔は個性的。39も同様。
第4章 桃山謳歌 41「楓図壁貼付」初めて見た時は、ケイトウのきれいさに心を奪われたが、改めて観ると、幹の迫力も凄く、両方のコラボレーションが凄い。 42「松に秋草図屏風」この絵もきれいな菊が描かれているが、何と言っても、曲った松の幹の迫力が凄い。 43「柳橋水車図屏風」非常に装飾的な画。柳の曲り具合が印象的。右側から観ると良い。 44「萩芒図屏風」どちらかというと、芒の重なり具合が興味深かったが、ハガキになっていなかった。(萩はあった)
第5章 信仰のあかし 48「仏涅槃図」10×6mの超大作。日本三大涅槃図。(本図は、本法寺、他は東福寺と大徳寺)駱駝と白鳥が面白かった。
第6章 墨の魔術師 67「竹林七賢図屏風」一般的には、雰囲気や竹の表現を鑑賞するのかもしれないが、個人的には、衣の太いラインが気に入った。 ◎70「竹鶴図屏風」牧谿スタイル。こちらの竹の表現は、秀逸だった。 71「枯木猿猴図」こちらも牧谿スタイル。お猿さんよりも、枝の表現が、松林図と同じで、感動した。 73「老松図襖」こちらも、松の表現が素晴らしい。
第7章 松林図の世界 ◎76「松林図屏風」ご存知、日本画最高峰、世界的にも優れた絵画だと思われる。描かないで、霧を表現しているのが、凄い。この画の場合、足もとから感動が湧き上がってくる画だった。ひょっとして、具象と抽象の両方を表現しているのかもしれない。
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