信州小諸(名邑の旅4)

信州小諸                      2010年6月5日
 高校生のころ、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」を暗記させられた覚えがある。「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ‥」懐古園を訪ねたのは、いつ頃のことだったのだろうか、藤村記念館で、拓本を買った記憶がある。展望台からは、千曲川がかすんで見えていた。二度目は、数年前に行った。酔月橋を渡り、小山敬三美術館を訪れた。絵も良かったが、屋上からの、浅間の姿が印象的だった。小諸義塾記念館へも寄り、藤村の青春時代を偲ぶこともできた。三度目はサクラ見学のツアーで、一日に何ヶ所も回った時にも訪れたが、慌しかった。門前の茶屋で名物「くるみおはぎ」を食べた記憶がある。今回は、浅間山登山の前日に、100名城スタンプのために寄った。事務所でスタンプを捺したので、懐古園はパスした。小諸、といえば、北国街道の宿場町でもあり、本陣を訪ねることにした。駅の地下トンネルを抜けて、観光案内所の角で左折すると、北国街道が現れた。寂れた感じの通りに、ポツポツと由緒のありそうな建物があり、右手に本陣問屋が現れた。
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とても立派な建物で、見学できなかったのが、残念だった。杉玉のある山謙酒造は、土曜日にもかかわらず、人がいなかった。脇本陣は、アルミのサッシが、ぶち壊していたが、何とか復元保存してもらいたいものだ。大手門がある、というので見学した。
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一度民間に払い下げられて、料亭になっていた大手門を、復元して、現在は重文になっていた。江戸初期の大手門としては、津軽城と2つしかないそうで、思いの他立派なものであった。門の二階は、無料の資料館になっていて、なかなか貴重な話を聞かせてもらった。大手門の内側に鉄道の駅があるので、もとは、城の規模が大きかったらしい。最後に、駅前の「停車場ガーデン」で、コーヒーを飲んだ。黒豆をブレンドした、面白い味だった。小諸には、本町エリアという古い商店街や、虚子が疎開していた記念館などもあるが、この次の楽しみにして、小諸を後にした。

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