川苔山 大根の山の神コース            

川苔山 大根の山の神コース            2010年10月15日
 川苔山は、行政的(奥多摩町)には永らく、川乗山だったので、その名前になじみがあったのだが、調べてみると、ここに川海苔の採れる谷があり、ここからこの名前になったらしいので、川苔山というユニークな表記に賛同することにする。大半の登山者は、川乗橋から百尋滝を目指すので、鳩ノ巣に車を置いて、川乗橋から登るつもりでいた。しかし、直前になって、やっぱり楽チンコースにしよう、ということになり、鳩ノ巣の奥の林道を駆け登った。この日の天気は、午後に晴れる、ということだったので、雨が降っていたのにもかかわらず、出発したのだった。林道を走るころには、どうやら雨は止んだ様子だった。しかし、天気には反比例して、道路状態は悪く、ガードレールのない谷側は、転落すれば、命はなさそうだった。おまけに、車体をこするような悪路で、少々後悔したが、乗りかかった船で、終点の大根の山の神の広場まで、走ってしまった。気持ちはいまいち優れないが、いまさら下りるわけにもいかないので、覚悟を決めて、登ることにした。まずは、山の神様に安全の祈願をして、7時丁度に出発した。道はしばらく、杉の植林された斜面をほとんど水平にトラバースしていく感じだった。何ヶ所か、雪でやられたらしい杉の倒木が痛々しいが、手入れはされている様子だった。雨はあがったが、ガスは依然として、山肌にまとわり着くような感じで、杉林と霧との遭遇は、幽玄という言葉がピッタリだった。30分歩いても、1時間歩いても同じような景色が続くが、今年(H22年)設置された鳥箱の番号が、何となくの励みにはなった。64番が30分、42番が1時間、そして26番が1時間30分の経過だった。最初の本仁田山の分岐の標識は8時5分で、次が8時35分だった。
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道が広くなり木々が広葉樹に変わったころ、8時40分に船井戸と思われる地点に達した。左は水場で、右は蕎麦粒山へ向かい、正面の道が目的の方向だった。やがて左へむかうと、またトラバース道になり、急坂を登りつめた場所が、川乗橋からの道に合流する雰囲気の良い東の肩だった。昔は、茶屋もあったらしいが、今は跡だけが寂しげだった。到着時刻は8時55分だった。すでに紅葉が始まっていて、山頂付近も霞みがかっていて、不思議な景色になっていた。ここから200mの登りは急だったが、ジャスト9時に、川苔山の頂上へ着いた。
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3時間の予定が、たったの2時間で着いてしまったので、騙されたような、あっけなさだった。お赤飯のお握りをブランチにして、一休みした。雲やらガスやらで期待した展望は無かったが、ミシュラン☆☆☆の高尾山とは違って、人っ子一人いない山頂は、適当な広さがあり、紅葉も始まっていて、最高の雰囲気だった。
 上には青空も覗いてはいたが、展望までは望めそうにないので、早々に9時20分に下山を開始した。直前まで雨が降っていたので、濡れた広葉樹の葉っぱが滑り易いが、慎重に下って行った。登りが120分だったので、下りは3分の2として、80分ぐらいが想定されたが、着いたのが10時35分だったので、75分の下りだった。途中で出会った登山者は、若者の男性一人だけだった。大根の山の神様に、下山の無事を報告した。しかし、下りの林道で、車体の底をこすってしまった。鳩ノ巣への下りは、工事で回り道をしたが、結果的には正午前には、自宅に帰りついた。

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