明るすぎるTOKYO

 藤原智美氏のコラムに、「灯りが失われる夜の街」というのがあった。街から消えた三軒の店が、「灯りを通りにむかって煌々と発散するガラス張りの店舗だった」とのこと。
 先日、八重洲のとあるビルから、夕方の6時ごろに外へ出た。一瞬、エッまだ明るい(昼間)なのか、と錯覚した。実際は、四方八方からお店の照明で、まるで昼間のような明るいのだった。
 かつて、なくなった姉が、あるレストランへ入って、「このお店は暗いわね」と話したことがあった。そこで、高級なお店は、照明を工夫していて、むしろ暗い場合が多い、という説明をしたことがある。個人的には、明るいのは文明、そうでないのは、文化、だと思っているのだが。どうも、日本という国は、文明国アメリカの影響なのか、異常に明るすぎる照明が多いような気がする。
 文明と文化と、どちらが偉いかは微妙な問題だが、国としてそろそろ老舗に差し掛かったのだから、そろそろ文化の国へ舵を切っても、良さそうに思う。

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