橋本平八と北園克衛 展 in 世田谷美術館

 もともと彫刻には、それほど興味があるわけではなかったのだが、橋本平八は、特別の「思い」があって、はるばる、世田谷美術館へ、行ってきた。橋本の彫刻は、今まで、一度も観たことはないのだが、はるか昔、昭和48年に発行された「近代の美術 第16号」が、円空と橋本平八の特集号で、写真だけは、何十年も親しみがあった、というわけだった。一方、北園克衛は、うかつにも全く知らなかった。詩にまったく興味がなかったわけではなのだが、どうしてか、初めて知る名前だった。現在では、千住兄弟姉妹が、芸術家として活躍しているが、この二人は、兄弟である。作品リストがなく、葉書の一枚もなかったので、記録が心配だが、紹介してみる。作品ナンバーのHは橋本、Kが北園の作品である。
 H1-9「猫」後から猫の耳がピンとしていて、素晴らしい。 H2-34「霊獣」獣と樹とが合体した、不思議な絵。 H1-19「少女立像」下絵は、おどろおどろしいが、彫刻はおとなしい感じだった。 H1-22「裸形少年像」橋本の代表作である。思ったよりも、色彩は感じなかったが、エジプトの彫刻を思い出させる。 H2-45「裸形少年の下図」手のスケッチが、素敵だった。 H1-10「片履達磨」心にずずんとくる迫力だった。 H1-49「老子B」とぼけた像だが、正面というか、左から見ると面白い。 H1-27「天受売命」髪が重い感じだが、手も大きくて、小像ながら、楽しく迫力があった。 H2-3「母像」威厳のある、母の肖像である。 H1-29「弱法師」能面のような顔が、印象的。 H1-36「西王母」フォルムが面白い。 H1-59「或る日の少女」左からの方が、良かった。袖の色なども素晴らしかったが、頬などの色が、素晴らしかった。 H1-64「善財童子」少女のような可愛い像。 H1-52「出山釈迦」木彫に彩色した作品。厳しい表情である。 H1-20「弁才天」顔と左手が優しい。
画像
 H1-51「アナンガランのムギリ像」女性の立像で、観音様のようでもある。 H1-61「牛」石から見出した、牛のフォルム。 H1-72「大黒天」実在の人物のような感じだった。
 K1AO-001「静物」油絵である。二つの瓶を描いた作品。 K1BS-001「スクラップブック」コラージュである。芸術家としても、素晴らしい。 K2AO-028「新芸術」35号の表紙が良かった。 K1ES-064「MA PETITE」男女の挿絵が素晴らしい。 K1ET-013「火の菫」構成が素晴らしい。 K1FO-001「茶碗図」椀のにじみが、素晴らしい。 K4BS-614「黒い招待券」300部限定の豆本である。とても素晴らしい装丁。 K6CO-031「プラスチックポエム study of man by man」新聞の人形の写真のような作品。絶妙で、面白い。 K7CS-009「黒の肖像」装丁が素晴らしい。
 橋本平八では「花園に遊ぶ天女」が来てなかったのが、残念だった。作品の大半は、県立三重美術館と東京芸術大学にある様子だった。北園克衛は、一度詩を読んでみたい。

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