囲碁と将棋の違い

 囲碁と将棋は、ライバル関係にあり、それぞれの長所と短所があるのだろうと思う。一言でいえば、囲碁は複雑、将棋は単純、ということだろうか。将棋が単純、というと将棋ファンから怒られそうだが、ルールを覚えてしまえが、初心者でも終局が分かるのに対して、囲碁はルールそのものは単純なのだが、終局が何かなのが、初心者には、難しすぎる。自分の知っている限り、将棋ファンから囲碁ファンに乗り換えた人は何人か知っているが、たまたまなのか、その逆は知らない。囲碁最大の長所は、ハンデが、ゴルフと同様に付けやすい競技なので、初心者と名人とでも、サシで正々堂々と、勝負ができる、ということだろうか。囲碁の欠点は、時間がかかることだと思う。13路盤というのもあり、それなりに面白いが、やはり、上(19路盤)を知ってしまうと、そちらの方が面白い。今のところ、コンピュータとと人間の勝負は、将棋のほうが人間に肉薄していることは、事実だろう。将棋は、日本の文化そのものなのに対して、囲碁は最古にして最高のゲーム、というキャッチコピーがある。最古なのは、はさみ将棋の方か、とも思うが、囲碁の方が難しいことは、間違いがないのだろう。
 現在、将棋名人戦の第七局をやっている。かつて、囲碁には、三連敗四連勝が何度もあったのに対して、将棋にはない、と言われたが、最近はこのジンクスが崩れたようだ。将棋は、日本の文化なので、対局者のみならず、記録係も和服を着用している。今のところ、将棋界には、外国人籍の棋士はいないようだが、将来現れたら、和服を着ることは間違いがないだろうと思う。囲碁の封じ手は一つ、将棋の封じ手は二つ用意する。不思議に思っていたのは、囲碁の立会人は一人なのに、将棋には副立会人がいることだった。この人が、何をするのか、謎だったが、たまたま将棋名人戦の第七局の二日目の冒頭を見ていて、謎が解けた。囲碁では、並べ直しは、対局者同士が、淡々と行うが、将棋では、副立会人が、一手一手、声を出して指示をするのであった。名人に、指図は必要ないようにも思うが、あれも伝統なのだろう。やはり、あの仕事は、ある程度「若手」の人ではないと、務まらない、と思った。もう一つの違いは、封じ手の解説を、将棋ではとことん解説していたが、囲碁では、味が悪いので、候補はぽつぽつ話すが、それ以上のことは、お茶を濁して、はっきり言わないことになっている。将棋は、指さないが、見る分には、それなりに面白いと思う。
 

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