水場・名水 百名山のアドバイス⑲

 登山には、水分補給が大切である。大昔にゲータレード、というものを持って、山に登ったらしいけど、最近はポカリスエットなどのスポーツドリンクを500mlのペットボトルに詰めて持参している。それとは別に、山には水場があり、これはこれで、重宝する。特に、自炊をする時には、水の情報は絶対で、慎重を要する。自分の登山記の中から、水場のコメントを「 」で紹介してみる。
 ①武尊山・菩薩の水 武尊は、百名山の試金石の山だった。疲れた体に、菩薩の水を飲んだ時には、生き返る思いがした。ひょっとして、この水が、百名山を後押ししてくれたような気がする。「菩薩の水とかいう水場のミネラルウォーターは本当に美味しく、生き返る気持ちがした」とある。
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 ②羅臼岳・石清水 世の中に、水場といわれるものは無数にあるわけだが、羅臼岳の石清水ほど、絵になる水場を知らない。もちろん、味も絶品だった。「岩から沁み出す一滴一滴はまことにおいしかった」とある。弥三郎の水場、というのもあった。「休むのに良いポイント」とある。
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 ③大朝日岳・銀玉水 朝日岳は、要所に水場があるので、理想的な山である。最後の水場が、銀玉水だった。急登の下にあるので、一息入れるのには絶好のポイントにあった。「銀玉水は、標識のすぐ左手を下った場所にあり、シナノキンバイが、満面の笑顔で、我々を歓迎してくれている様子だった」とある。
 ④荒川中岳の沢 荒川三山と赤石岳とを周回するルートの中間地点あたりにある沢の水場である。中岳避難小屋には、水がない、ということで、ここで大きなペットボトルに水を詰めて、中岳カールの急坂を登った記憶がある。このような場所(水場)で、お湯を沸かし、食事をするのも、一つの方法かもしれない。「さらに歩くと沢の水場があり、ここで今夜の夕食のために、水を補給した」とある。
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 ⑤越後駒ヶ岳・避難小屋の水場 小屋の前に水があるというので、期待して行ったら、小屋番がいなくて、水は涸れていた。下りの時に、沢に降りて休んだ。広々として、感じの良い水場があった。「水場に下りて水を汲んだりして、リフレッシュした」とある。
 ⑥白山・延命水 カナダに一杯飲むと10年寿命が延びる、という水を飲んだが、ここの水も、きっと同じような効能があるのだろう。とても雰囲気の良い水場で、味も美味しかった。「延命水という水場があり、味は絶品だった」とある。
 ⑦苗場山・天狗の水 荷物の中では、やはり水が一番重い。昔、ポリタンクというでっかい水筒を担いで登ったことが、思い出される。「今回、ここの水場を当てにしていたので、ここで空きペットボトルに水を詰め込んだ」とある。詰め込んだのは4合目の水場で、天狗の水は、もっと上だった。
 ⑧会津駒ヶ岳の水場 水場は、登山道のそばにあるのが理想だが、少しばかり下る場所もある。幌尻の「命の水」は、結局、看板の写真だけで、下りなかった。会津駒は、高原状の山なので、最初の登りがきつい。そして、頑張った先に水場が、ご褒美のようにある。「ここの水場は、5分ばかり下った場所にあった」が、下りでも30分の大休憩をした。価値のある水場、ということになる。
 ⑨磐梯山・弘法の清水 行きは良い良い、帰りは恐い、という言葉がある。山の水は、その典型で、行きはたっぷりあるが、帰りは心配になる。百名山ではないが、籠の塔山の帰りに、水筒が空になり、水不足の恐怖を味わったことがある。弘法の清水も、行きは先を急いだが、帰りはお世話になった。「途中の弘法の清水は抜群に美味しかった」とある。
 ⑩笠が岳・笠新道の水場 新穂高から黒部五郎を目指した時、途中で左手に笠新道と水場を見て、とても懐かしい気がした。「笠新道はすぐに二つの水場があり、帰りの楽しみではある」とある。帰りは「ただただ水場水場、と思いつつ、下りに下った。二つ目の水場のところで足を洗うが、水が実に冷たくて心地よかった。生き返るような感じだ」とある。水場様様だ。
 ○聖岳と光岳の縦走路・茶臼小屋の水場 小屋の存在は、泊まらなくても、まことにありがたいものだ。茶臼小屋は縦走路から少し下るので、そのまま通過する人も多いかもしれない。茶臼小屋には、豊富な水場があるのだが、それ以上に、この小屋は、日本で一番親切な小屋である。単なる休憩の客に、お茶と羊羹のサービスがあった。まことに、縦走路のオアシスだった。
 ●塩見岳・三伏小屋前の水 小屋では、歯磨き用の水、と称しているようである。普通の沢水と思うのだが。

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