失敗・ドジ 百名山のアドバイス⑳

 山で、いつも心配するのは、財布や自動車の鍵を無くさないか、という心配である。現在は、財布も鍵も、チェーンを付けて、無くさないようには気を配ってるが、それでも油断はできない。鍵はダブルで用意すること、財布も、全部のお金を一か所にはまとめないことだろう。百名山ではないので、ランクでは紹介しないが、裏銀座コースから雲の平方面へ行った時、財布を忘れたことがあった。何とか、予備のお金で、ことなきを得たのだった。
 ①鹿島槍ヶ岳 途中から雨になり、風雨の爺ヶ岳を越えて、冷池山荘でお世話になった。乾燥室があり、濡れたものをここで乾かすことができた。この時、荷物を減らしすぎて、予備のズボンを持たなかった。半ズボンでブルブル震えた記憶がある。これ以後、必ず予備のズボンを持参することにしている。最大の失敗は、ここの下山中に、登山靴の底が外れて、パカパカ状態になってしまったことである。最近の靴は、特にこの傾向が強いらしいので、ご用心ご用心。
 ②間ノ岳 最近の百名山ピークハンターは、北岳山荘から間ノ岳をピストンして、下山するそうである。物理的文明的には、それが正解なのだろう。岩崎氏は、白根三山を縦走してもらいたいために、新百名山に農鳥岳を加えたのだそうである。そんな詮索はまったく関係のない時代の昭和53年の山行である。二泊三日で、白根三山縦走を計画した。二日目、間ノ岳から農鳥岳を縦走して、宿泊予定の大門沢小屋に着いた。時刻は13時15分だった。みんなが、そのまま下山するので、我々も下山することにした。しかし、途中で大雨に遭い、靴がビショビショになって、まったく休むことができなかった。百名山で、もっとも悲惨な下山を経験した。反省としては、午後3時までに、遅くても3時半までには、小屋に着くか下山する、ことに心がけている。この教訓を忘れたころの、2009年に、鳳凰山で同じ轍を踏んだ。鳳凰小屋を、13時30分に下山したのだが、これは無謀で、御座石鉱泉への到着は、16時25分だった。
 ③北岳 頂上で、フィルムが切れてしまった。現在はデジカメの時代で、こんなことは起こらないが、電池切れ、ということはありそうだ。最近は、カメラが切れても、ケイタイやスマホが役に立つが。
 ④幌尻岳 幌尻山荘で、先に帰った男性が、雨具の忘れ物をしていた。忘れ物に気を付けよう、と思っていたのに、今度は自分たちが、帽子などを忘れてしまった。乾かした場所の、ちょっとした意志の疎通が招いてしまった失敗だったが、本当に笑えない失敗だった。忘れ物は、想い出の品でもあり、無理をお願いして、送ってもらったが、確認は、丁寧すぎるぐらいでないと、これからは心配だ。
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 ⑤月山 二度目のチャレンジで、ガスと強風で敗退した時の話である。強度の近眼で、分厚い眼鏡を使用しているのだが、ガスが濃くて風が強い時に、眼鏡が曇ってしまう。人生、何があるか分からないので、眼鏡をとって歩いてみた。幸い、月山程度の山道ならば、なんとか眼鏡なしでも歩けたが、これに対する根本的な対策は見つかっていない。(普段は使わない、ハードコンタクトレンズは持ち歩いている)
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 ⑥聖岳 最難関の聖岳で、聖小屋の直前の道で豪雨に遭った。たまたま、木の下ということもあったのだが、しばし、雨が小雨になるのを待っていたが、判断が失敗だった。登山道が川のようになる中を、必死で小屋に駆け込んだ。夏の山は、午後には雨があることは知っていたが、判断は難しい。
 ⑦薬師岳 林道を走るのは、若いころには好きだったが、だんだんとおっくうになってきた。昭和62年なので、かなり昔だが、当時は難路だった安房峠を越え、栃尾温泉で一泊した。その後、大多和林道を走ったのだが、二度とは走りたくない道だった。この時には、車の調子が悪いながらも、何とか登り切った。しかし、帰り道、糸魚川付近で、ついに車がエンストした。幸い近くにクルマ屋さんがあって助かったが、林道で故障、と思うと、ぞっとする。クルマは、整備が大切である
 ⑧仙丈ケ岳 北沢峠へのバスの始発時刻が、長野県側が早いので、戸台口というところから、バスに乗った。山そのものは満足して下山した。登山口の食堂で、食事をして、出発した。杖突峠が近いあたりで、リュックを食堂に忘れたことに気が付いた。無事に荷物はあったが、悔しいので、帰りは別の林道を走ったが、難路だった。
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 ⑨十勝岳 ドライブ登山で気になるのが、クルマの鍵をしっかりかけたかの確認である。ほとんどの場合、無意識に鍵はかけているが、一度だけ失敗をした。望岳台の駐車場に戻ってきたら、なんと鍵のかけ忘れだった。最近は、車上荒らしが頻発しているらしいので、よくぞ無事だった。「鍵よーし」と声をかけたり、同行者がいれば、お互いに確認すれば良いと思う。
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 ⑩斜里岳 これもドライブ登山の失敗である。世の中も、ずいぶん便利になって、ナビはその代表である。ナビに、斜里岳とインプットして走っていたら、どんどんと斜里岳の横を走っていく状態になった。どうやら、別の場所を案内していたみたいで、結局は車で30分ものロスタイムをしてしまった。ちょっと古いナビは、新しい道路を知らないケースも多いが、ナビはどうやら、文明的な施設には強いようだが、自然の地名には、弱いらしい。ナビをインプットするときには、確実な施設、たとえば学校の名前など、近くまで行く。そこで改めて、場所をインプットする、のも実践的かもしれない。
 

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