人形劇

 先日、知人のお宅を訪ねた時、右脳・左脳が話題になった。囲碁は、右脳も左脳も必要である、みたいな話をしていたのだが、その時に、何も考えないで両手の指を組んだ時、どちらかの親指が上に来るわけだが、それによって、右脳人間か、左脳人間かが分かる、というものだった。自分でやってみたら、右親指が上だった。
 ところで、大阪市の橋下市長が、人形浄瑠璃について、人間の頭見えるのは、おかしい、と批判しているらしい。正直に言わせてもらえば、あの人の文化的センス(右脳の領域)は、いかがなものか、と思ってしまった。あの人は、理屈でモノを考えるタチらしい。人形劇で、人間が登場するのは、理屈的におかしい、とおそらくは、左脳で考えたのに違いない。そもそも、文化とは、非合理的なものである。自分の座右の銘は「無用の用」というものだが、文化には、この無用の用が多い。あの人は、おそらくは、文明論者で、理屈で合うものは良し、理屈に合わないものは悪しねという価値観があるに違いない。
 話は変わるが、今回の中国の旅の最後に、成都で川劇というものを観賞した。これには、歌舞伎のような人間の劇もあれば、人形浄瑠璃のような人形劇もあった。
画像
この川劇の人形劇は、人形を操る人もきちんとした服装をして、登場する。ここが、黒子のような、浄瑠璃とは違うのだが、人形劇に人間が出てくるという意味では、なかなか似ていた。
 文化を知ったかぶりして、弾圧した「独裁者」にかのヒトラーがいる。あの人が、ヒトラーに似ているのかどうかは知らないが、「文化音痴」で、文化を弾圧する傾向は、共通しているとはいえる。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック