草津白根山縦走① 万座温泉口登山

草津白根山縦走                     2012/8/24
 夏山に登るのに、上は富士山からいろいろと考えてみたのだが、結局は、百名山で一番軟弱な山と思われている、草津白根山へ登ることにした。早朝に出発して、その日に登るプランもあったが、避暑を兼ねた山旅ということで、初日は志賀高原を逍遥し、万座温泉に泊まり、次の日に草津白根山を目指すことにした。もともと、草津白根山には、何度か足を運んだ記憶があり、湯釜の見学だったり、遊歩道を歩いたりした。遊歩道最高地点へも足を運んだので、百名山草津白根山へは、登ったことにカウントしてある。しかし、ついでに歩いた記憶しかなく、改めて、この山を登り直そう、というのが目的だった。草津白根山は、山頂に登れない百名山の一つである。百名山が巡礼化している現状では、山頂に代わる巡礼地が必要なわけだが、そのことも併せて考えてみよう、という山行だった。一般の登山案内では、白根火山ビジターセンター(BS)から遊歩道を巡回するルートがとられている。このルートでは遊歩道最高地点が最大の目的地とされている。昔、ここへ行った時の感想では、ただ道の途中に看板があり、そこで記念写真を撮った記憶しかない。今回の山旅でも、この一般ルートを歩くことも考えたが、二番煎じだし、せっかく万座温泉に泊まったので、ここから深田久弥が歩いたコースと同じルートで、草津白根を目指すことにした。結論から言うと、この選択は、大正解だった。何よりも、このコースは本格登山であり、単なるお散歩登山コースとは違って迫力があり、苦労もしたがとても満足した。計画の段階では、本白根山の道は遊歩道であり、観光登山のメッカのような山なので、多少、気を抜いて準備をした。余りにも重装備だと、恥ずかしいような気がしたからである。しかしどうやらこれは杞憂だった。万座からのコースは、本格的な登山コースであり、登り始めから急登なので、我々の百名山の履歴の中でも、結構つらい登りだった。
 登山口は、万座温泉の一番下にある万座バスターミナルの大駐車場の一角にあった。殺風景な駐車場で、ほとんどがダートだった。ただっ広い駐車場に一台だけ車を停めて、ほぼ8:30に登山を開始した、下から見た感じでは、クマザサの斜面で、日陰が見当たらないのが心配だったが、賽は投げられたので、覚悟して登ることにした。
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しばらく登ると、すぐに樹林帯に入ったので、一安心だった。基本的にこのコースは、樹林帯の中を歩くので、陽射しに関しては、安心なルートだった。一応、遊歩道になっているので、木道も多いのだが、心配は苔におおわれて、滑りやすい場所が、何か所かあったことだった。ここさえクリアできれば、楽しい道で、時々万座の景色が見られるのも良かった。小さなピークが二か所ほどあり、特に歩いて一時間ほどのピークは、階段を一気に下るので、心配になったが、ここからの登りが、この山の一番楽しいコースだった。樹林帯は、シラビソやオオシラビソなのだが、上の方は疎林なので、気分が良かった。
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やがて、ガレ場が現れ、万座温泉の向こうには、笠岳の雄姿が現れる絶景ポイントだった。足元には、コマクサの可愛い姿も見られ、天国みたいな場所だった。昔のガイドブックには、万座から本白根山まで1:20とあるが、ここまで1:30ぐらいかかっていた。地形的には、ほぼ登り切った感じで、山道も水平道に近くなっていた。やがて、現在は立ち入り禁止の三角点への分岐があった。

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