草津白根山縦走② 最高地点から湯釜へ

 本白根山遊歩道最高地点は、気持ちの良い場所だった。以前、ここを訪れた時には、最高地点標識の印象しかなかったので、おそらくは、ガスに巻かれて、展望がなかったらしい。ここには、最高地点のほかにも、本白根山の標識があり、両方で記念写真を撮った。
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ここからは、正面に、深田久弥がコロシアムに例えた「から釜」という噴火口が、左手には本白根山の頂、そして右手には、本白根展望所の立派なピークが見え、その間を縫うような遊歩道が見えていて、それなりの立派な場所に思えた。おまけに、足元にはコマクサの群落もあるという豪勢な場所でもあった。唯一の欠点は、草津白根山山頂の標識に欠けることかもしれない。現在、全国から、百名山の巡礼で、草津白根山を目指す人が、ゾクゾクと登山している現状では、サービス精神で、ぜひこの標識がほしいものだ。全国には、この手の、百名山山頂の標識があるので、ぜひ検討してほしい。ここから、反時計回りに降りていくと、三叉路がある。右手は本白根展望所を経て鏡池へ、左手はから釜をトラバースして、山頂駅方面へ向かうメインルートの遊歩道である。とりあえず、右手の展望所を目指した。階段を一歩一歩登って行く。ここも気持ちの良いピークで、「日本百名山草津白根山本白根山展望所」の標識があるのだが、「展望所」だけ、まったく余計なお世話だと思う。ここからは、白根山方面も見えていた。ここに到着したのは、10:35だった。
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ここで、簡単なブランチをした。再び、下に降りて、火口原を歩くと、ヒメシャジンなどの秋の花が咲いていた。まだ早いと思われたリンドウの花も咲いていて、感激した。それにしても、草津白根山は、観光で登る山だとばかり思っていたのだが、百名山の影響なのか、本格フル装備の登山者も多く、意外な感じがした。我々は、といえば、足元だけはしっかりしているが、相当の手抜きの装備だった。しかし、万座からのコースは、本格的な登りで、息は荒く、心臓もパクパクしそうなほどだった。火口原をトラバースして登って行くと、あたり一面にコマクサが咲いていた。
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もちろん、最盛期のみずみずしさはないが、それでも十分に鑑賞に耐えられるぐらいには、十分だった。やがて、灌木の道になると、多くの人から、「もうすぐですか」と質問を受けた。どこまでもうすぐですか、の質問の意味が分からなかったが、がっかりさせるのも悪いので、「もうすぐです」と答えておいた。コマクサを見に来たのなら、もうすぐだし、そこまで来れば、から釜などの絶景が見られるので、この答で問題ないと思う。やがて、登山リフト運転中の看板を過ぎると、このコース唯一の下り坂になり、山頂駅が見えてきた。ここから、逢ノ峰に登るか、カットして白根火山BSまで行くか迷ったが、草津白根山を構成する三つのピークのうち、唯一頂上を踏める頂なので、疲れに鞭打って、逢ノ峰に登ることにした。木道の階段を、登って行くと、ヌシのような大きなシラビソの樹があり、そこの下に、定点カメラがあった。心地よい風が吹いてきたので、ここで一休みすることにした。ここで食した信州産のフルーツはまことに美味しかった。数名の人が、下りてきたので、我々は逆に、逢ノ峰頂上を目指した。頂は、立派な四阿になっていて、正面には、荒々しい湯釜の外側の景色が見えていた。
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ほかの場所からは、これほどの迫力では見られないので、草津白根山唯一のピークは、十分に登る価値があると思った。ここからは、15分ぐらいで、白根火山BSまで下りた。
 この日は、これで終了したのだが、白根火山BSから湯釜の展望所への道が、白根山の頂上の方へ延びているのが気になって、翌日、この湯釜展望所へ登ってみた。昔ほどの迫力はないが、そのぶん白根山の頂上へ近いので、草津白根山を目指すならば、いの一番に目指す場所だと思った。
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