敦煌莫高窟329窟 甘粛省石窟めぐり③

 すぐお隣の329窟。こちらも予定外の窟だった。しかし、とてつもなく素晴らしい窟だった。入り口の上に大きな穴が開いていて、これは宋代の建物の梁のほぞ穴の痕らしい。こちらも、初唐の伏斗型窟。西壁中央龕の中には、清代の塑像があるが、これらはチラッと見るだけである。北壁(右)に釈迦の物語の壁画があった。象のお腹が、麻耶夫人のお腹に当たり、前世の釈迦が象に乗って、兜率天から麻耶夫人のお腹に入り受胎する。釈迦が19歳の時、お城から白馬(変色しているが)に乗って脱出するシーンが楽しい。
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四天王が馬の両足を支え、周りで飛天が散華しながら舞っているのが、実に華やかで良い。風神と雷神もいるが、風神は日本の風神と違って、速く走って風を起こすので、全力で駆けているのが、ほほえましい。この窟の最大のチャームポイントは、天井の華やかなデザインと色である。天井一杯に描かれた模様や壁画を藻井というらしい。この藻井は、中央に蓮があり、その周りを4体の飛天が舞う。四角の枠を唐草文や連珠文で飾り、さらにその周囲に、12体の飛天が舞う豪華さである。ラピスラズリの青が美しい。南壁(左)は西方浄土図だが、色落ちしている。ここには、楼閣が描かれていた。

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