春日大社、東大寺ミュージアム 都の紅葉はちりぬるを③

 12月2日 (二日目) ホテルのパーキングは、24時間の契約だったので、この日は主に、奈良のお寺を回ることにした。天気は上々だったが、真冬並みの寒さで、ダウンに手袋マフラーといういでたちで、奈良公園へ向かった、猿沢の池の畔の坂を真っ直ぐに上ると、春日大社の一の鳥居が見えてきたので、そのまま直進することにした。参道は、基本的には常緑樹なのだが、一本だけもみじがあり、きれいに紅葉していた。
画像
春日大社は、参拝した記憶はあるのだが、仕事で来たのと、東大寺の方からスライドして参拝したので、表参道を歩くのは、初めての経験だった。春日大社は、なかなか奥が深くて、途中の参道もまっすぐでなかった。宇佐八幡などもそうだったので、古い神社には、何か理由があるのかもしれない。世界遺産の拝殿まで行って、正式に参拝をしてきた。前回も印象的だったが、多くの吊燈籠があるのが、やはり今回も印象的だった。途中には、もみじがきれいに紅葉したポイントがあり、写真を撮りながら、北へ向かった。階段を登ると、見覚えのある若草山の麓に出た。若草山には登ったことが無かったので、入山したかったのだが、入山時間の9:00にはわずかに早い時刻だったので、次の楽しみにして、手向け山八幡へ向かった。ここでもお祈りをして、さらに北へ向かうと、三月堂へ出た。三月堂は、何回も見ているのだが、いつもは横からのポジションで見るので、今回は鎌倉時代の拝殿の方から見ると、なかなか趣のある造りで、新しい発見をした気持ちだった。お隣の、二月堂は、景色が良いので、登ってみると、境内から大仏殿などの絶景が見えたので、スケッチをした。
画像
ここから、直接に大仏殿へ向かおうと思ったのだが、右手の路が、土塀があり、風情がありそうだったので、歩いてみることにした。この路は、大仏殿の裏手に出て、そのまま表の方へ歩いた。この辺りは、バリバリに観光客で溢れかえっていた。そのまま素通りした。
 南大門の手前に、目的の東大寺ミュージアムがあったので、さっそく入って見た。
画像
興福寺の、国宝館のようなものだが、今後は、重要な観光ポイントになりそうだ。今回の目玉は、三月堂(法華堂)の不空羂索観音とその宝冠で、その他には誕生釈迦や八角燈籠などの、スター候補もしっかりミュージアムの顔になっていた。前日、観音様の懐の深さを知ったばかりなので、不空羂索観音も注意深く拝観することにした。法華堂におあす観音様は正面から見ると、額の三眼が非常に目立つ。そのせいなのか。いつもはとてもおっかない感じに見えて、実はあまり好きではなかった。今回は、真下からしみじみ拝観したら、印象が一変して、厳しい中にも、慈悲深さが感じられてとても良かった。一番に優しく感じられたのは、中ほどの距離から拝観すると、角度的にも程よい感じで、ますます好きになった。この辺りからだと、お隣の日光菩薩様と、兄弟のようにも感じた。両脇侍の日光と月光の菩薩も、落ち着いて鑑賞できたので良かった。個人的には、このようなセットの仏様は、どちらかの仏様をセレクトすることにしているので、じっくりと拝観した。日光菩薩が男性で、月光菩薩が女性をイメージしていることは、服装の違いでも、よく分かった。正面からだと、日光菩薩のふっくらした感じが好印象で、こちらをセレクトした。しかし、月光菩薩は、斜めから拝観すると、不思議に女性的に感じて、この角度の月光菩薩も素敵だった。すっかり仏教美術を堪能してから、東大寺を出た。さすがに、世界の奈良で、観光客がうじゃうじゃいる中を、ショッピングしながら駐車場に戻り、京都へ向かった。この時点で、未だ午前中だったので、途中の宇治平等院へ寄ることにした。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック