大川小学校の悲劇

 近頃は、第三者検証委員会ばやりである。あの、大川小学校の悲劇についても、第三者検証委員会の中間報告が出されたようである。しかし、その発表内容を見て、驚いた。Y新聞の見出しによると「津波対策の不備指摘」とあり、小見出しに「無警戒の土壌あった」とある。正直な話、検証そのものにウソはないと思うが、それだけでは、余りにも、現場だけの責任に、矮小化されているような気がしてならない。あそこに、あのような建物を建てた、責任は、どうなっているのか、という疑問である。
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素人なりに現場を観察した実感を話すと、あの建物は、「海岸」のそばに、無防備に建てられていた。もちろん、あの場所が、学問的に、「海岸」と表現するのは、間違いなのだが、何十年か世の中を生きてきた人間の実感としては「海岸」そのものであり、河口は深い入り江、と解釈する方が、正しいように感じた。あの場所は、奈落の底のような場所で、唯一の脱出のルートが、橋のたもとの坂道だった。脱出ルートが、一つの場合、パニックが起こる可能性があるのは、津波に限らない、と思う。学校というものは、その地域で、一番安全な場所に、安全な建築物として建てるべきであり、一番大切な、その思想が欠けていたのが、大川小学校の悲劇だと思う。

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