針ノ木小屋 針ノ木岳・蓮華岳登攀記③

 針ノ木岳山頂から、下山の開始が、12;12で、小屋への到着が12:45だった。時間の計算だけでは、蓮華岳へ登ることも可能な時刻だったが、われわれの実力としては、一日に一つのピークハントが、身分相応なので、この日の行動は、終了することにした。我々の部屋は、2Fの「かもしか」で、定員10名の部屋だった。上に、大きな荷物棚があり、荷物管理が楽なのが良かった。
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 最近の山の定番は、山コーヒーということになっている。時間もエンドレスにあるので、食堂へ行って、コーヒーを注文した。500円也のホットコーヒーだが、昔と違って、きちんとしたコーヒーで、水がおいしいので、コーヒーも美味しかった。
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ほとんどの人は、ビールを注文して、山談義に花を咲かせていた。近くにいた男二人の組は、奈良からバスでやってきた、と話していた。小屋の窓からは、正面に槍が見えていた。
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小屋にある写真によれば、遠くには富士も見えるそうで、明日もしかして見られたらいいな、と思った。3000m峰の話題が出ていて、涸沢岳とか、南岳など、マニアックな名前の山が、話題になっていた。ちなみに、涸沢岳は、北穂へ行く途中で登ったはずなのだが、南岳は未踏なので、天狗池の逆さ槍と併せて、一度は登ってみたい、と思った。コーヒーブレイクの後は、昼寝をした。朝が早かったので、小一時間眠ったようだった。夕方5時ごろになっても、何人か、山小屋にやってくる人がいて、ずいぶん昔とは違うなー、という感じがした。いよいよ、5時半になって、夕食の案内があった。ひとテーブルが6人で、使っているテーブルが6卓あったので、30人は越しているようだが、白馬などに比べれば、きわめてささやかな規模の山小屋である。食事は、それなりのものだが、白馬山荘のさえないハンバーグよりも、手作り風のメンチカツの方が美味しかった。お隣が、オジサンの単独行の二人だった。明日は、揃って船窪方面へ縦走するらしいのだが、一人の人が、余りにも山の情報に無知なので、びっくりしてしまった。ちなみに、もう一人の方は、白馬の雪渓で滑落したトラウマがあるとかで、扇沢にクルマを停めて、柏原新道経由で歩いたら、12時間もかかってしまった、と嘆いていた。無知のオジサンは、烏帽子まで縦走して、裏銀座へ行きたいらしいのだが、烏帽子からの下山口のことを、まったくご存じなかった。食後は、することもないので、歯を磨いて寝るだけである。深夜に、起きたら、星が煌いていた。

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