NZ クイーンズタウン ハウエア湖 『NZ南海道旅ある記』⑫

 マセソン湖をスタートしたのが10:35で、昼食のハーストまでは、約2時間のドライブとのことだった。ここからの景色は、西海岸と言っても、例によって左右に牧場の中を走るものだが、刺激が薄くなったのか、うつらうつらしていたようだ。ちょうど目が覚めたころに。目の前に鮮やかな紺碧の色が見えてきた。タスマン海は何度か見ていたが、灰色の海だったので、同じ海とは思えないほどだった。ドライブが順調だったので、昼食の予約時間までに、タスマン海の写真ストップをしてくれた。
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ナイツという景勝地で、この辺りは1960年代にできた道路、というような話だった。日本でいえば、下田の手前の東伊豆道路のようなものかと思った。ドライバーのボブさんが、英語で、アザラシが見えるよ、と教えてくれた。肉眼では、なかなか難しかったが、貸してもらった双眼鏡で、何とかそれらしき点々を確認することができた。
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昔、ペルーの海岸から太平洋を眺めた記憶があるが、雰囲気的には、似たような断崖があって、太平洋の果て、という感じがした。もっとも、ニュージーランドの人は、東海岸を太平洋、西海岸はタスマン海と、区別をするようではある。ここを過ぎるとやがて、大きな川を渡り、牧場の中のハーストのレストランに着いた。ここは、バイキング形式の店のようだったが、我々は、fish&chipsのアラカルトを注文済だった。しかし、前菜のサラダ、デザートはセルフサービスだし、メインも、自分で盛り付けるので、自分の体調に合わせて、量の調整ができたので、グーだった。しかも、もfish&chipsそのものもとてもおいしかった。はっきり言えば、NZは英国系で、料理の味がいまいちなので、水準のものが出ると、ほっとする。この日は、午後のドライブが長丁場だった。道は、このハーストから、川沿いにさかのぼって行った。途中は、雪山が時々、顔を見せてくれる山岳ドライブ(マウント・アスパイアリング国立公園)だった。知らないうちに、どこか峠を越えた。NZの場合、ほとんどトンネルはないので、律儀にくねくね道を走るのだが、人口が少ない国にとっては、そんなに急いでどこへ行く、という感じなのだろうと、思われる。もう一つ、田舎(NZの場合、国土のほとんどが田舎だが)の道路の橋は、完全一車線なので、手前になると、bridgeの標識があるのが、なかなかNZらしい。しかし、NZの人は、普通の道を100㎞/hで走るので、その意味では、同じ島国のアイルランドに似ていると思った。
道の両側が牧場といういかにもNZらしいところで、休憩をした(マカロラのcafe15:00)。
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残念ながら、近くに羊も牛も鹿もいなかったので、間近に動物を見ることはできなかった。ちなみに、羊と牛と鹿とが、NZの三大牧畜動物だが、最近は新参者の鹿が増えつつあるようで、角は中国に、肉はドイツに、そして皮も利用するので、有効性が高い、との話だった。やがて、右手にワナカ湖が見えてきた。この湖は南海道ことNZ南島で3番目に大きい湖だそうで、日程の10日目に、見学する予定である。しばらくワナカ湖畔を走ってから、今度はハウエア湖が左手に見えてきた。ハウエア湖の方は、同じくNZ南海道で4番目の湖で、景色もなかなか良かった。こちらの湖は、この日が見納めなので、絶景ポイントで、写真ストップをしてくれた(15:40)。
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外来種であるローズヒップ(バラ科)の花が咲いていた。ここから、ワナカの町を素通りして、一つ先の、クロムウェルという町で、休憩をした。この町は、fruit townということで、日本でいえば、山梨あたりに相当するような感じだった。
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現在は、チェリーの季節ということで、果樹園には、赤いチェリーが、たわわに実っているのが見えた。ちなみに、NZのフルーツと言えば、キウイフルーツが有名だが、現在は、リンゴの輸出の方が、上回っている、との話だった。話はちと戻るが、NZ産のリンゴが、アベルタスマンハイキングの時のお弁当の中に入っていた。NZ産のリンゴは、弁当に入るコンパクトなサイズ(人手のかかる剪定をしないNZ流)で、味はなかなかおいしかった。ちなみに、バーモントカレーのリンゴも、NZ産とのことである。さて、クロムウェルからクイーンズタウンまでは、60㎞ばかりのドライブだったが、川沿いの渓谷を登る、景色の良いドライブコースだった。道路には、国道6号線の標識があり、基本は片側1車線だが、このレベルになると、さすがに橋の部分もそのまま、走れるようになっていた。途中、世界最南端のワインの産地の葡萄畑が、車窓から見えた。(本当は眠っていたのだが、2日後、同じ道を走ったので、その時に見た)夕暮れの、女王町(Queenstown)クイーンズタウンに到着した(18:00)が、
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久々に、都会に来た、という感じだった。湖畔に面した、一大観光地、という雰囲気で、スイスのサンモリッツを何となく思い出した。この日は、唯一夕食なしの日で、希望者は、菅野さんに率いられて、町の中へ繰り出した(18:50)。大半は、supermarketへ走り、我々は、菅野さんの行く、日本食レストランへ行くことにした。というのも、それほど食欲もないし、何か、ラーメンのようなものが食べられないか、というぐらいの、軽い気持ちだった。店まで来ると、和太鼓の音がしていた。何か、パフォーマンスをする、ということで、しばらく、異国で和太鼓の音色を聞いていた。
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我々が頼んだのは、「うどん」だったが、せっかくのNZなので、「チキンうどん」というものを頼んでみた。ちょっとゴマ風味で、照り焼き風チキンが入った、おいしいうどんだった。その後、ホテルへ戻った。ホテルの部屋は、湖に面した3階で、なかなかの景色だった。ただし、夜半に雨がぱらついていたのが、心配な出来事だった。夜は、湖の夜景がきれいだった。

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