世界遺産白神岳①

白神岳登山記 2014年6月17日
天気予報では、低気圧が停滞して芳しくない、との情報だった。前日の天気が、降ったり止んだりの一日だったので、風さえなければ、雨のブナ林も良いか、という前向きの気持ちだった。朝は、予報通りどんよりした曇り空だった。5:00にホテルを出発して、国道101号線を南下した。前日に、登山口の入り口を確認していたので、迷うことなく、左折した。ただ、携帯を忘れたらしいので、気分は少し、もやもやしていた。狭いながらも、しっかりした舗装道路を走ると、登山口の駐車場に着いた(5:14)。香川ナンバーと、湘南ナンバーの車があったが、湘南ナンバーの男性一人が出発した。我々も、準備をして5:34に立派な避難小屋のそばの登山道を登った。すぐに林道が続き500mほど続き、登山届の小屋があり、登山届を出し、5:42に、本当の山道に入った。とても歩きやすい道で、今までの経験だと、甲州小楢山の登山道を思い出した。
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二股分岐までは、歩きやすかった。5分ほど休んで、6:15に左手のマテ山コースへ入った。沢沿いから離れて、尾根をトラバース気味に登る、という感じのコースだった。ただし、ギアをアップしないと、とてもついてはいけないような急登が、いきなり続いた。途中水場が3か所ばかり、他にも随所に水が湧きでている感じで、これこそ、ブナ林の恵みらしいのだが、こちらは、ブナ林に感謝する余裕もなく、ひたすらに登った。出発して、1時間を経過したあたりで、新設された新しい階段を登った。やがて、何か所かにロープが張られている坂もあり、ロープに頼ったり、ストックに頼ったりしながら、登って行った。木の根が張り出している道も多く、初心者には、なかなか登りやすい山とは、言えないようだった。自分は、山慣れはしているつもりだが、今回の場合、全くの登山のトレーニングに関する、準備不足がたたって、歩き出して2時間もたたないうちに、筋肉の張りを感じるような状態だった。登っているのは、マテ山コースだが、自嘲気味に、バテ山コースと名付けたいくらいだった。やがて、小さな尾根に取り付くと、そのあたりはブナの古木が、神様のように立ち並んでいて、いかにも白神の山に来た、という感じがした。
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このコースは、標識が完備されていて、その点ではとても励まされたのだが、マテ山分岐だけは、表示がなくて、振り返って、あそこがそうだったのか、とわかる仕掛けになっていた。そのマテ山分岐は、どうやら7:30ごろに通過をした。今回、マテ山分岐までを2時間と、想定していたので、バテている割には、善戦しているか、という感じだった。やがて、大峰分岐まで0.8㎞という標識があった。M子に後どれくらい、と聞かれたので、果たして15分ではどうかな、という返事をしておいた。そもそも、大峰分岐までを3時間と想定していたので、逆算すると、そんな感じだった。しかし、この0.8㎞は、果てしなく長い0.8㎞に感じた。どこまで登っても、それらしい地形の場所が見えてこなかった。やがて、右側の樹の間越しに、避難小屋らしい△の形が見えてきたので、そのあたりがゴールの、白神岳らしい、ということが分かった。しかし、まだはるか遠く、という感じだった。やがて、樹林帯を抜け、クマザサの高山帯に入った。高山植物を保護しよう、みたいな看板があった。最初に、ニッコーキスゲが咲いていて、今回初めての花だったので、感激した。
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やがて、ハクサンフウロや可憐なゴゼンタチバナなども現れたが、その次に感激したのは、ハクサンチドリの凛とした姿だった。
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大峰分岐は、クマザサに覆われた尾根道にあり、立派な標識が立っていた。時刻は8:49だったので、0.8㎞を歩くのに、30分はかかっていた。ここからは、世界遺産白神山地の核心部分が見られ、向こうの山は、恐らくは向白神岳だろうと思った。
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かつて、岩木山の山頂から白神山地を望んだことがあったが、岩木山は雲の中だった。②へ。

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