儲けより文化の継承

 NHKの番組で、必ず見るわけではないが、まあ楽しみにしている番組がある。「鶴瓶の家族に乾杯」である。成人の日は、坂出をやっていた。香川県は、「うどん県」としてPRに忙しいことは知っているが、ある製麺業の家族を訪ねた時のエピソードである。二人の息子がいて、世の中のご多聞にもれず、大学に行っているとの話だった。この時、ご主人はいなかったのだが、その息子たちがお店を継いでくれるかどうか、の話題になった時に、ご主人の言葉として紹介されたのが「儲けより文化の継承が大切だ」、という言葉だった。現在は、雇用情勢が良くなっているようにも感じるが、実際には正規雇用が、どんどん減る政策が続けられている。そもそもは、ベンチャーで頑張るという選択もあるかもしれないが、それ以外は、保守的かもしれないが、親がやっている職業・技術を継承するということは、これからの人口減少の日本にあっては、ますます必要になってくるのではないだろうか。20世紀は、左脳的に、大学を出て、大きな会社に入り、出世して、名誉も地位もお金も頑張る、というやり方がベストだったのかもしれないが、21世紀は世の中の様相が違うような気がする。
 そもそも、職業選択は、生活ができて(ある程度収入があって)自分がやりたいものをやり、その結果、社会の役に立つことが望ましい。文化の継承は、自分のモチベーションと、長い目で、社会の役に立つので、とても素敵な言葉だと、感心した次第だった。

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