ワシントン・ナショナルギャラリー展

 三菱一号館美術館における、ワシントン・ナショナルギャラリーの印象派コレクション展である。一応、マネからポスト印象派までの範囲をカバーした、美術展だった。ルノワールの作品が多く出展されていた。
 1戸外での制作 3「柵」ピサロ 手前に樹が大きく描かれて、浮世絵の影響を感じた。 4「ルーヴシエンヌの花咲く果樹園」ピサロ 花とか緑とか、何となくゴッホを想像した。 6「ポール=マルリーの洪水」シスレー 有名な洪水の絵だが、災害と言うよりも、水に映る景色のゆらゆらが、印象的だった。 8「オンフルール港の祭り」ブーダン 旗が風にひらめいているのが、凄い。 10「トゥルーヴィルの浜辺」ブーダン 手前に描かれた椅子や一輪車が印象的だった。 13「トゥルーヴィル近郊の洗濯女」ブーダン ついつい、ゴッホの絵を想像した。 15「トゥルーヴィル=ドーヴィルのヨットハーバー」ブーダン ブーダンの中では、なかなか印象派的な作品だった。 16「花摘み」ルノワール 点描的な作品 17「ブドウの収穫」ルノワール ルノワールの風景画は、大好きなのだが、ふわふわ感がたまらない。 18「牧場の馬」ドガ 馬も良いが、背景の風景が素晴らしい。 19「競馬」ドガ 18もそうだが、バックの風景が良く、特に煙の感じが良い。 20「競馬のレース」マネ 小品だが、馬の足元の躍動感があり、とても良い作品だった。 22「オランダの花壇」ゴッホ 今回、唯一のゴッホの作品。後ろの建物は、ゴッホの初期の作品と同じような感じだが、手前の花壇が、華やかで、色彩のゴッホへの過渡期の作品かもしれない。 25「《グランドジャケット島》の習作」スーラ 小品だが、いかにもスーラらしくて良かった。
 2友人とモデル 27「芸術家のアトリエ」コロー モデルを正面から描いた絵が有名だが、こちらは、アトリエの中の風景として描いている・しかし、とても魅力的な絵である。画中画に、コローの風景画が描かれている。 31「アンリオ夫人」ルノワール お目目パッチリの、アンリオ夫人の肖像画である。背景とモデルとが溶け合っている感じが好ましい。 33「モネ夫人とその息子」ルノワール ルノワールの作品なのに、モネ的なのが面白い。 34「猫を抱く女性」ルノワール 猫に関しては、藤田の方が上手な感じもするが、女性のバラ色の頬が、たまらなく愛おしい感じがする。ルノワールの、面目躍如という感じがした。 35「髪を編む若い少女」ルノワール バックの青色と、髪の毛の構図が素晴らしい。
 3芸術家の肖像 42「クロード・モネ」ルノワール ルノワールのモネに対する、親愛が伝わるような、良い肖像画だった。 44「カリエールに捧げる自画像」ゴーガン パステル画のような自画像だった。襟元の、黄色と青色とが、印象的だった。
 4静物画 45「牡蠣」マネ シャルダンへのオマージュのような作品だった。 47「皿の上の三つの桃」ファンタン・ラトュール 腐ったような桃を描写していた。 50「皿の上の桃」ルノワール 花のようなふわふわ感の桃だった。 51「牛乳入れと果物のある静物」セザンヌ 傾いた皿が、いかにもセザンヌらしい
 5ボナールとヴィイヤール 55「さびれた街の2匹の犬」ボナール 版画のような、不思議な作品だった。 61「黄色いカーテン」ヴュィヤール 構図が面白い。モデルは、作者の母らしい。 63「画家の絵具箱とモスローズ」ヴュィヤール 花瓶が、水墨画のたらしこみみたいだった。 65「緑色のテーブル」ボナール 左の桃の花と右側の緑が、ゴッホを思い出した。 68「画家の庭の階段」ボナール 何度か観た画だが、いつ観ても、エニシダの黄色が印象的な絵である。

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