足摺岬、四万十川 しこくはっく花遍路③

 3月11日 四日目 東日本大震災から4年になる。テレビでは、追悼の番組を朝からやっていた。食事を終えて、「マッサン」の時間だったが、クルマで見られることを思い出して、7:43に出発した。ナビは、左折して一旦戻るルートを示したが、我々はナビに逆らって右折し、横浪スカイラインを走った。初めは、うっそうとした樹林帯の中を走ったが、途中から展望が開けてきた。「マッサン」はドライバーとしては、聞くだけだが、一馬が、無念にも遺骨箱で帰ってきたところだった。ここから、無料の高速を、ナビに従って走ったのだが、大失敗だった。全くトンネルばかりで、面白くもおかしくもなく、わずかな時間短縮の、自己満足みたいな道路だった。終点の一つ手前の四万十東ICで下りた(8:43)。ここからは、一般道だったので、南国土佐の、早春ドライブを満喫した。旧窪川の道の駅があったので、休憩した。芋けんぴが有名で、美味しかったので、多めに購入した。出発したのは、9:17だが、道の駅にしては「隣村」の情報が無いのが、いかにもさびしい施設だ。トイレはオール和式で、ひっくり返りそうに感じた。37番岩本寺は、町中のお寺だった(9:28)。この日も、風花が舞っていたが、お寺には、律儀に梅が咲いていた。ここは、本尊が5体もあり、全部3回ずつ唱えるので大変だったが、寒いこともあり、身が引き締まるような、快さがあった。ここの本堂には、びっしりと、天井画が描かれていて、とても華やかだった。ここで、初めてオリジナルの記念バッジと遭遇し、すっかり嬉しくなった。奥の院御本尊地蔵菩薩の御開帳があるというので、参拝した。とてもカラフルできれいな地蔵菩薩様だった。門前に松鶴堂という和菓子屋さんがあり、入っていただいた。大師ゆかりの「小室の浜」はしっとりして美味しかった。この日の残りの予定は、足摺岬の38番金剛福寺だけだが、まだ午前中なので、昔から気になっていた土佐の小京都中村に寄り道することにした。現在は、四万十市だが、高知県には四万十町もあり、ややこしくて分かりにくい。途中にビオスおおがたという道の駅(11:30頃)があったが、さっぱり中村の情報が分からず、紆余曲折して、中村駅に行った。ここで、ようやく街の中央に観光案内所があるとの情報を得た。ここで、菜の花祭という耳寄りな話を聞いたので、ここの一角にあるレストランで、昼食を取った。名物の、四万十ポークを使ったハイブリッドな料理で、なかなか美味しかった。菜の花祭は、四万十川の河原の一角にあり、疎林の中が菜の花畑という見たことのない風景になっていた。
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我々は、せっかくなので遍路姿に変身して、やややらせの春遍路の記念写真を撮った。黄色の広がりは、インパクトがあり、心が洗われるような感じだった。もちろん、天下の清流四万十川もとてもきれいだった。
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この日も真冬並みの寒さだったが、川の水はすっかり温んでいて、意外な気がした。小一時間ほど遊んで、14:05にここを出発した。ここから足摺へのルートは、しばらく四万十川沿いのリバーサイドロードで、とても気分が良く走れた。道はやがて、大岐海岸という白浜があり、遍路姿で歩いたら様になりそうだったが、横目で走り抜けると、四国最南端の都市、土佐清水の街に入った。ナビや標識に従って、足摺スカイラインを走った。確かに、2車線の道なのだが、ほとんど展望はなく、くねくねしていたので、余りお奨めのルートではないような気がした。やがて、山から下りてきて、15:13に足摺岬に着いた。すぐ前が、金剛福寺だった。
38番金剛福寺は1969年の青春の大旅行で、訪れて以来46年ぶりである。型どおりに、お参りをして、御朱印をいただいてから、昔YHに泊まった話をしたら、昔は、境内の中にあり、現在は、その場所に宿坊がある、とのお話だった。搭など見覚えがある景色もあるが、大半は忘却の景色だった。せっかくなので、足摺岬の展望台へも行くことにした。
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昔は、椿のトンネルのイメージだったが、現在は、椿の樹が成長し、あまり椿のトンネルのイメージはなかった。展望台から、もう一つ先の、天狗の鼻まで歩いて、絶景を楽しんできた。この日の宿(足摺園)は、少し戻った場所にあり、余り特徴のない旅館だったが、夜の展望露天風呂は、オリオン座をはじめとする、星座がプラネタリウムみたいに素晴らしかった。料理では、ちょっとしたトラブルがあり、そのお詫びでホタテに似たヒオウギガイの特別料理をいただいたので、複雑な感じだった。

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