崇徳上皇と五色台 しこくはっく花遍路⑮

 79番天皇寺は、悲劇の崇徳上皇ゆかりの寺なので、山奥にあるのか、と思ったら、意外に里に近かった。着いた時(9:36)に、たまたま、二つの団体遍路がバッティングしていたので、灯明も線香も、場所探しが大変だった。正面に、真っ赤な鳥居があるので、立派な装束をしたお遍路から、ここが本当に札所なのか、と真剣に質問されたほどだった。
画像
彼岸桜なのか、名前は分からないが、桜の花が満開だった。
画像
80番国分寺(讃岐)は、2度目の国分寺だが、伊予の国分寺と違って、昔の面影を良くとどめていた。山門の前には、立派な門被りの松があり、境内にも松並木があり、スケールは違うが、法隆寺のような雰囲気だった。
画像
立派な礎石があったのも、印象的だった。
画像
大師堂は、室内にあるスタイルで、独立した建物よりも、もっと身近に、尊敬されている感じがして良かった。ここには、両替機があって、遍路にはとても助かった。ここには、記念バッジと、大日如来復元の寄付をすると付いてくるバッジの2種類があった。1000円を寄付すると、とても喜んでもらって、自分も嬉しくなった。クルマ遍路の旅には、その日のハイライトになる寺がある。昨日ならば、雲辺寺だし、一昨日ならば横峰寺だった。この日のハイライトが、81番白峰寺だった。いわゆる、五色台の上にあるのだが、昔流に言えば、スカイラインである。へんろ地図を見た限りでは、ドキドキものだったが、林道よりは、はるかに走りやすく、ご機嫌なドライブができた。白峰寺は、秩父の三峰神社みたいな山の上だが、駐車場は狭かった。(11:15)寺には、多くの階段があり、独特の雰囲気があるが、自分的には、天皇寺と同じく、崇徳上皇ゆかりの場所としての関心が高かった。
画像
隣りに、頓証寺があり、上皇を祀っているので、自分も、遍路に準じて、灯明と線香をあげて、上皇の菩提を弔ってきた。白峰寺の境内には、西行の史跡もあった。
画像
11:47に白峰寺を出たのだが、すぐ近くに五色台の展望台があり、カフェがあったので、食事をした。ここのマスターから、色々な話を聞いた。1週間もすれば、桜が咲き、向うに見える山にも、ピンク色になるらしい。
画像
この日も、霧が深かったが、洞爺丸事件のころに、こちらでも紫雲丸の悲劇(全部で、5回もの濃霧による事故があり、最後は168名の死者を出した沈没だった)があって、連絡橋の構想ができたらしい。ここで、初めて御接待を受けた。屋上の展望台からは、五色台の絶景が、良く見えた。ほとんどのお遍路は、先を急ぐらしいが、ここの眺めは、通り過ぎるには、とても惜しいと思った。再び、ドライブウェイを走って、82番根香寺に着いた(13:13)。牛鬼の巨像で有名だが、往く時には、気がつかなくて、帰りに気がついた。
画像
参道がV字になっているのが面白い。
画像
また、本堂のスタイルも面白く、手前でお祈りをして、回廊の向こうに御本尊が祀られている。
画像
雨がぽつぽつと降ってきた。根香寺の参拝は、13:44に終わった。おまけに、雨脚が本降りになってきた。花遍路十一日目の予定は、82番までだったが、時間の余裕ができたので、街中のファミマカフェで一休みして、作戦を練った。結論は、もう1か寺回ろう、ということで、高松市内を走り、14:40に83番一宮寺に着いた。街中にあり、地味な感じだったが、境内にはしだれ桜があり、見ごろには、さぞ立派な花見ができるだろうと思った。
画像
この寺で、初めて本格的な雨になり、傘をさしての参拝となった。ホテルに向かう途中、ゆめタウンというモールで、買い物をした。しかし、店員の態度が無愛想で、四国に来て、初めて、10円玉を拒否されて、ちょっぴり嫌な気分にさせられた。ホテルへのチェックインは、どんぴしゃの4:00だった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック