気がつけばリタイア8年目

 月日が経つのが早い。一週間の長さが、昔の二、三日ぐらいの長さに感じてしまう。気が付いたら、いつの間にか、4月になっていて(しかも、とっくに半分も過ぎていた)リタイアしてから8年が過ぎていた。いつも、4月1日を過ぎると、リタイア何年目、というタイトルのブログを書いていたのだが、どうやら今年は、余りにも日常的に、4月1日が過ぎてしまったので、年度などと言う、お仕事の感覚すら、忘れてしまっていたらしい。春は、花粉やら黄砂やらで、ものすごくクルマが汚れる。例によって、洗車をしていた時、ふと、リタイア8年目に入ったことに気が付いた。と言うのも、リタイア元年のころ、毎日のリズム作りの一環として、毎日洗車をしていたことを、ふと思い出したからである。リタイアして、先ず習慣にしたのが、朝ドラと洗車の二つだったので、思い出した、というわけだった。
 最近は、65歳まで働くことが、スタンダードになりつつあるようで、還暦でリタイアすると、奇異にみられるぐらいの世の中になった。もっとも、企業側からすれば、「優秀」な人材を、半分近い経費で雇えるので、うまい話だし、あとは、「老働者」のモチベーションさえ、上手にコントロールすれば、お互いに、願ったり叶ったり、ということになるようだ。もっとも、こういうお話は、あくまで、サラリーマンの話しであって、経営者やマイスター級の職人(この中には、ドクターのような人も含む)には、定年がないらしいので、別の次元の話しかもしれない。
 「まれ」の話しではないが、人にはそれぞれ、夢と言うものがあると思う。もし、本当に夢がなかったら、何となく、悲しいような気はする。リタイアもしくは、リタイアの年齢になった時、その夢を実現すべく、行動するのが、ベストの選択なのだろう。自分の仕事が、未完成で、あくまで完成を目指すのなら、その仕事を完成させるのも、一つの道だろうし、少年のころの夢を実現させるのも、一つの道だろう。自分は、どうやら、「旅」が夢だったらしく、せっせせっせと、旅をしている。旅は決して、浪費ではない。自分的には、結構な生産だと思っている。何といっても、新しい「知識」が加わることがうれしい。たまたま、今日、一冊の本を読んだ。『五峰の鷹』という小説で、安倍龍太郎という作家の小説だった。この本を、図書館の本棚から、選び出した理由は、「五峰」という名前が、海商王直の号だった記憶があったからである。はたして、五峰は、王直のことだった。ただし、王直は主人公ではなくて、王直はバイプレーヤーとして登場する。王直と言う名前を、知っている人はほとんどいないかもしれないが、日本の歴史の教科書で、種子島に鉄砲が伝来した事実がある。公式には、漂着したことになっているが、ポルトガル人が載っていた船は、ポルトガル船ではなくて、ジャンクだった。そして、このジャンクの持ち主こそ、王直その人である。世界遺産にはあまり興味がないので、石見銀山などは、行ってみたいとも思わなかったのだが、小説の冒頭に山吹城が出てくる。もし、存在しているのなら、ぜひ行ってみたいものだ。世界遺産がらみでいうと、厳島の宮尾城も出てくる。厳島の合戦は、戦国の戦いの中でも、大合戦で、戦死者の数も相当なものだ。何よりも、朽木谷が出てきて、びっくりした。朽木は、鯖街道にある地名で、何となくあこがれてはいたのだが、小説の舞台となれば、ぜひ行ってみたくなった。
 実は、今年、何とか運転免許が更新できたのだが、本当に冷や汗ものだった。クルマを買って、初めてドライブ旅行に行ったのが、小浜だった。その時以来、鯖街道は、あこがれの街道だったのだが、なかなか行くチャンスがなかった。まだ、旅の日程には上がっていないが、楽しみではある。

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