遍路みち最難関44番中札所への道 しこくはっく花遍路⑥

 3月13日 六日目 ホテルのロビーで、今日は13日の金曜日だ、という話を聞いてしまった。嫌な予感は、すぐに当たった。この日は、唯一朝食が無い日なので、逆に早出ができた。6:48に出たのだが、いきなり2回もくるくる回るトラブルに遭った。2度目は、真っ直ぐに進むと、無料高速に入るのだが、入り口が分かりにくかった。高速をひとっ走りして、三間ICで下りて、41番龍光寺に7:07に着いた。この日は、暖かくなるという予報だったが、早朝は、震えるような寒さだった。
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目の前の田園は、三間盆地というらしい。正面に赤い鳥居があり、感じとしては、村の鎮守みたいなムードの寺だった。
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かつては、稲荷寺と言い、今も正面は稲荷神社であり、境内に龍光寺があるような感じである。42番仏木寺は、近かった(7:48)。山門をくぐると、いきなり弘法大師さんが迎える、という趣向がなかなか面白かった。境内には、梅の花が満開だった。
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近くは、季節にはコスモスやチューリップなどの花街道らしいが、まだ季節は早かった。問題は、42番から43番明石寺へのルートだった。案内図や、遍路地図によると、林道越えになっていた。30代のころにクルマ遍路をすれば、よろこびそうなハードコースだが、いまの自分にはまあ、ナビに任せよう、ということでセットした。すると、ナビ君のルートは、三間ICに戻り、無料高速を走るルートだった。自分も、それにしたい気持ちが強かったので、よろこんで元来た道を戻り、無料高速に乗った。このルートは、へんろ地図によれば、30分となっているのだが、途中で、怪しげなスタンドでの給油時間を含めて、31分で着いたので、直行すれば、このルートが早そうだ。ところで、怪しげなスタンド、というのは、いわゆる無名スタンドで、表示が税別で表示していて、これがまず怪しい。次に、現金を入れると、お釣りがカードで出る、というシステムで、一瞬焦ってしまった。このカードは、現金に両替してくれるシステムなのだが、両替所には、人がいない、という怪しげなスタンドだった。43番明石寺は、奥まった場所にあり8:38に着いた。
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階段を登った場所に立派な山門がそびえ、境内は広かった。紅白まだらの八重の椿が見事で、建物の彫刻と、艶やかさを競っていた。
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この日、最大の問題は、43番から44番大宝寺までのルートだった。八十八か所の道中で、最難関のルートで、へんろ地図によれば、和蝋燭で有名な内子町から国道380号という、ほとんど林道のような山道を越えることになっている。ここでも、ナビさんをセットしたら、高速で松山IC経由と出た。自分的にも、このルートを考えていたので、大船に乗ったつもりで、西予宇和ICという高速に入った。この辺りは、無料と有料とが、ゼブラのような混在する不可思議な高速なのだが、最終的には大洲IC(9:33)からは、松山自動車道となる。2011年に、ここから、しまなみ海道を走り抜けた経験があるのだが、それ以来のドライブである。その時にも休憩した、伊予灘SAで、中休憩をした。10:01に入り、10:19にここを出たのだが、伊予灘は広く、手前の景色と絶景になっていた。
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松山ICを10:23に出て、ここからは、土佐街道とも呼ばれる、国道33号線をひた走った。地方には、びっくりするほど、高規格な道路があるが、ここの三坂道路と称する道も、びっくり高速である。絶大な、国費を遣ったのだろうと、複雑な気持ちになる道路である。この先には、久万高原町という立派な町があり、四国の軽井沢みたいな感じだった。

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