近ごろの「道の駅」事情

 最近は、道の駅がブームだそうで、総数において、鉄道の「駅」よりも多いと聞いたが、本当なのだろうか。ドライブをする側からすると、道の駅は、オフィシャルなイメージがあって、安心感もあるが、正直な話でいうと、玉石混交、余りにもピンからキリまでありすぎるような気もする。鉄道ならば、隣駅との間隔も計算されているのだろうが、元来は、市町村の単位で(最近は、合併の影響で、複数の道の駅を擁する地方公共団体もある)設置しているので、道の駅が乱立しているような場合も、見受けられる。高速の場合は、確かにSAとPAとが、住み分けられていて良いのだが、道の駅は、正体が不明なので、初めての利用の場合は、がっかりすることも多い。
 自分の場合は、道の駅は3つのケースで利用する。一つ目は、御手洗いの利用だ。コンビニも便利だが、地方によって、コンビニの存在しない地域もあり、大いに助かる。二つ目は、新鮮な食材の購入だ。安いとは限らないが、新鮮なのは魅力である。ただし、午前中のオープン直後が狙い目で、午後には何もない場合もある。最近の傾向として、ほとんどスーパーマーケットと同じスタイルの道の駅が増えてきたようにも感じる。三番目が、観光の情報収集である。最近のガイドブックがつまらないので、ネットで情報を収集することも多いが、出かけてしまえば、道の駅は頼りになるはずである。しかし、正直に言うと、この部分は、道の駅には不満が多い。今回の南海道(四国&南紀)では、最悪のケースに遭遇した。現在は、何と言う公共団体が運営しているのか知らないが、昔の行政でいえば、すさみ町の道の駅である。「イノブータンランド すさみ」という可愛い名前が付いている。
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旅情報の事前収集で、この道の駅から、熊野古道大辺路長井坂へ歩いていける、との情報だった。ガイドブックはなかったので、詳しい情報は、道の駅が頼りだった。実は、この道の駅には、二つの建物があり、その両方に、情報コーナーがあった。しかし、この道の駅から、長井坂に歩くルートの説明は一切置いていなかった。道の駅にあるはずの地図にも、一切情報がなかった。売店の人に聞いても、さっぱりわからなかった。この道の駅にあったのは、熊野古道長井坂の看板はあるにはあったのだが、はっきり言って、カビの生えた看板で、はたして現役の看板なのか、過去の看板が、幽霊みたいに存在していたのか、さっぱり分からなかった。スタンバイして、歩き出せば、道が分かるかとも思ったが、高速道路の工事現場みたいな雰囲気で、結局、この道の駅からの熊野古道長井坂は断腸の思いで、断念したのだった。
 四国で遭遇した道の駅の話しである。小京都中村の情報が欲しかったのに、一つ手前の「道の駅」には、まったく情報がなく、手探りのまま、小京都中村へ行く羽目になった。中村は、鉄道の駅もあり、それは一つの目標にはなったが、結論だけを言えば、中村には、街の中央部に、大型の道の駅があり、情報もそこでいただくことができたが、もう少し、近辺の市町村は、資料を乗り入れして、利用者の利便を図ってもらいたいと思ったものだった。

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