難関名刹 20番鶴林寺 緑遍路碧辺路④

 恩山寺へ向かって、国道438号線を走ると、ぶったまげるような大トンネルを通過した。府能トンネルというらしいが、国税で造られたトンネルなので、複雑な気持ちがした。記憶に残るぐらいの立派過ぎるトンネルだった。道は、徳島へ向かう国道438号線から、右折して小松島へ向かう県道をしばらく走った。いったん国道55号という大国道に出て、すぐに右折して進んだ山腹に18番恩山寺はあった(8:34)。
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大師の母である玉依御前にゆかりのある寺らしいが、寺の屋根瓦に雑草が生えていて、何となくうら淋しい寺だった。
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昔は、大寺だったらしく、かなり手前に山門があるのだが、この門の近くに真っ赤な木肌の老樹があった。天然記念物の、ビランジュとの説明だったが、本によれば、大師お手植えの樹との説明だった。次の19番立江寺の駐車場は、お寺にしては珍しく自動のゲートがあり、300円を入れるとオープンする、というシステムだった(9:15)。立江寺は、塀に囲まれた立派な寺で、外からは、立派な多宝塔が見えていた。境内は、牡丹などの花が咲き乱れ、華やかな印象だった。それにしても、手水場の隣に、自販機が並んでいるのも、この寺の特徴かもしれなかった。今回の遍路は、緑遍路と称しているので、山の寺は、どの寺も新緑が鮮やかだったが、街の寺である立江寺の境内も樟などの新緑が鮮やかだった。
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次の20番鶴林寺は、大失敗だった。12番の焼山寺や、次の21番太龍寺は、山の上にある難所だと覚悟していたのだが、鶴林寺は勉強不足で、立江寺の近くにある寺ぐらいの認識しかなくて、戸惑った。寺が近づくと、どんどんと山道を登って行った。結論だけを言えば、焼山寺と同じぐらい険しい山道を登ったところにある、山寺だった(10:12)。
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山のお寺は、駐車場の関係で、裏側から境内に入るパターンの寺が多いのだが、こちらは、駐車場に車を停めて、少し参道を歩いて山門から入る。風格のある山門でとても良かった。
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境内には、ツツジやシャクナゲが咲き、新緑がむんむんしているような感じだった。進むと、優雅な三重塔と本堂とが並び立ち、本堂には由来の対の鶴が我々を迎えてくれた。さらに、大師堂がとても立派で、実質的な「本堂」のような感じだった。
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ところで、鶴林寺の登山道は、かなり登った場所に、分岐がある。太龍寺へは、その分岐を右折して、どんどん下って行った。すると今度は、大きな川(那賀川)にぶっつかった。

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