異形の瑜祇塔 23番薬王寺 緑遍路碧辺路⑥

 5月8日 三日目 初日、二日目と予定よりも頑張ったので、ちょっぴり余裕だった。朝食の時間が7:00というので、出発の準備万端整えて、6:45ごろに食堂へ行ったら、フライイングしていた人がいたので、我々も、時間よりも早く朝食をいただいた。夕食同様、簡単なものだが、やはり完食して、すぐに出発した(7:25)。次の目標は、23番薬王寺なのだが、ナビが右折するか、左折するか興味があった。左折すれば、昨日走った、平等寺の近くを走り、日和佐の有料道路を走るのだが、右折すれば、国道195号線をしばらく走り、山越えして日和佐の薬王寺へ向かうというものだった。結論として、ナビ君は、右折を選択した。国道195号線というのは、高知へ向かうらしいが、山の中を走る国道である。途中で、左折して県道を走ったのだが、実は、県道の方が立派な道路だった。山越えを覚悟していたのだが、立派なトンネルが貫通していて、難なく太平洋側へ出ることが出来た。この辺りは、田植えが終わり、すっかり夏の景色になっていた。日和佐という地名は、ウミガメの印象が強い。途中に、ウミガメ関係の施設があったが、観光ではないのでパスして、ひたすらに23番薬王寺を目指した。国道55号を走っていると、薬王寺駐車場の標識が出てきたので、クルマを滑り込ませた(8:06)。40分ぐらいで着いたので、昨日、平等寺へ行ったのは、まことに正解だった。さて、どこにお寺があるのだろうと、振り返ってみたら、山の方に派手な形の瑜祇塔が見えていた。
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朱色の色も派手だったが、屋根の上に塔が4其も並んでいて、異様な感じさえした。それはともかくとして、薬王寺は、山腹にあるので、階段を直登した。山門も、なかなか現代建築風で、ユニークな形をしていた。形通り、本堂と大師堂の参拝を終えた。
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遍路旅は、最低限の所作をなぞって、納経をしてもらえば、形の上では終了してしまう。しかし、それだけでは味気ないし、大切なポイントを逃すこともある。3日目にして、ようやく予習をした。その結果、薬王寺では、厄除けの階段の上の、景色が良い、ということを学習していた。余裕がなければ、パスするのだが、この日は、やや余裕があったので、階段を登ってみた。そこは、日和佐の港がバッチリと見え、写真を撮ろうとしていた。すると、係りの人が、上に登ってみますか、と勧めてくれた。瑜祇塔に登るだけなら無料で、戒壇めぐりをすれば100円ということなので、戒壇めぐりもお願いした。宝物展
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も兼ねた戒壇めぐりをして、瑜祇塔の上に出ると、震えるような絶景が我々を迎えてくれた。
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薬王寺そのものは、建物が新しく、商売熱心な感じの寺だが、ここからの景色は100%本物で、薬王寺に行くのなら、ぜひ瑜祇塔に登ってほしいと思った。

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