最高の緑遍路 31番竹林寺 緑遍路碧辺路⑩

 高知市は大都市なので、混んでいたが、ナビのおかげで、9:55に牧野植物園へ到着した。31番竹林寺と牧野植物園は、名所の五台山の上にある。五台山は、海抜が145mの独立峰で、車道は一方通行で登るスタイルである。途中に、展望台があり、絶景が見えていた。
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どん詰まりの場所に駐車場がある。ところが、竹林寺の場所は一つ手前の駐車場から行くので、探すのが大変だった。ただ、竹林寺の佇まいは、そのような不満をブッ飛ばしてくれるような素晴らしさだった。
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今回の5月の遍路は、緑遍路と称して、新緑を愛でながらの遍路なのだが、竹林寺の新緑が最高だった。スケールは違うが、神護寺の階段を思わせるような、素晴らしい階段と新緑とのマッチングだった。
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竹林寺には、土佐唯一の五重塔もあったが、この朱色の塔も新緑と実に素晴らしさを競っていた。
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ここには、疎石の庭園もあるのだが、またの楽しみにして、竹林寺を後にした(10:37)。いよいよ、残りは二カ寺となった。禅師峰寺は、土佐湾に面した海抜82m峰山上にあった。
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4年前の東日本大震災では、多くの市街地が流され、この市街地を望む「名所」のような場所がたくさんあったが、ここからの眺めは、ほとんどその景色と同一の景色だった。
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例によって、くねくね道を車で登ったのだが、突き当りのような場所に、無粋なプレハブが建っていた。どうやら、喫煙所らしかったのだが、あれはあまりにも、ぶち壊しの景色だった。そこに、駐車場があり、雨が本降りになった(10:56)。山門を抜けた階段の突き当りにも、無粋な「禁煙」の看板があり、その意味ではブーイングなのだが、寺は花がきれいで、特に石斛の花は、満開で、すべてのブーイングを帳消しするような素晴らしさだった。
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下山後、33番雪蹊寺に向かったのだが、途中で、ランチタイムにした。雪蹊寺に着いたのは、12:30だった。街中にあり、庶民の寺、というイメージの寺だった。
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本尊の薬師三尊は、運慶作という名作なのだが、そんな事とは、いかにも無関係に、つつましく街の寺然としていたのが、面白くもおかしくもあった。
いよいよ、オーラスの34番種間寺である。表現は悪いが、お寺は、旅館か、と勘違いしそうな建物があった(13:07)。四国霊場の、一つの典型的なお寺として、村のお寺、というイメージだった。周りは、水田があり、ほとんどは田植えが終わって、この日の雨は、恵みの雨になっていた。種間寺の名前の由来は、大師が唐伝来の五穀の種を蒔いたことに寄るらしいので、記念に門前の店で、「種」を買ってきた。さすがに、最後に大師堂で般若心教を唱え終わった時には、ジーンと胸が熱くなって、涙がこぼれた。新緑の中、シランの紫色がきれいな寺でもあった。
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すべてを終えたのが、13:37だった。

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