新緑とシャクナゲの高野山 緑遍路碧辺路⑭

 カフェで一休みして、さらに進むと、金剛三昧院の看板を見つけた。ここは、シャクナゲの名所
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でもあるし、特別拝観もやっている、というので、寄って行くことにした。奥まったところに、金剛三昧院はあった。重文の表門から、ピンク色の石楠花群落が見えていて、のっけからとても感激した。
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せっかくなので、御朱印をいただいた。本堂(本尊は愛染明王)を拝観してから、最後に国宝多宝塔
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の内陣を見学した。ガラス越しだったので、大日如来の三尊がシャクナゲの花に浮かんだように見えて、これが極楽なのかと錯覚するような、最高の一期一会だった。このくらいの感動を覚えると、ふつうは残りをパスしてしまうのだが、この日は、二つの御開帳を拝観しなければならないので頑張って先へ進んだ。次に、総本山金剛峰寺へ行った。
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秘仏だけの開帳かと思ったら、秀吉寄進の本坊を全部公開していた。上々段の間の天井の花の彫刻や、秀次自刃の柳の間などの印象が強かった。探幽の画も見ることができた。
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ここで、納経をお願いしたら、四国霊場奥の院の裏に朱印してもらった。四国霊場の朱印帳は、第一番より先に、高野山奥の院の朱印をいただくスペースがあり、この隣の場所ということになる。高野山は、標高が高いので、暑くはないが、日差しはなかなか強かった。ここのベンチで一休みして、次の壇上伽藍へ向かった。壇上伽藍の蛇腹道は、新緑が淡く、下界でいえば、4月中旬ぐらいの新鮮さだった。
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デショウジョウという品種なのか、新芽が赤いモミジもあって、コントラストが素晴らしかった。壇上伽藍
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では、まず根本大塔の中を拝観した。靴を脱いで、拝観したのだが、何と無料だった。大塔は、さすがに大きな建物で、新しい建物でもあるので、密教の鮮やかさがとてもまぶしいような感じだった。続いて、金堂も拝観したのだが、こちらも無料だった。光雲作とされる仏像は、阿閦如来と薬師如来とが、合体した如来様との説明だった。ここでも、朱印をいただいたのだが、根本大塔(大日如来)と金堂(薬師如来)の二つの朱印をいただいた。ここには、不動堂や御影堂などもあるのだが、今回はパスした。最後の見学予定である大門へ向かって歩いていると、またカフェがあった。昼食というよりも、休憩したかったので、こちらでランチにした。サンドイッチだったが、とても美味しかった。可愛いねづけの石をお接待してもらった。12:30ごろに、高野山で一番西側の、大門
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まで来た。近くには、山藤が咲いていた。
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昔よりも、風景に馴染んできたような気がした。まだまだ時間があったので、最後に霊宝館を見学した。
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最近、東京でも拝観したものが多かったのだが、やはり現地で見るのは、意義があると思ったからだった。名作は何度見ても良いものだが、運慶の八大童子の中では、茶目っ気のある清浄比丘童子の絵葉書を買ってきた。この童子は、北欧ストックホルムにあるフログネル公園のいたずら坊主に似ているので、好きである。後は、宿坊(上池院)のチェックインだけだったが、大師教会の前庭で、護摩を焚いて、物凄い煙が舞っていた。
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最初は、高野山に午後の霧でも湧いてきたのかと、錯覚したほどだった。

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