熊野信仰の原点 神倉神社 緑遍路碧辺路21

5月15日 十日目 余裕をもって、7時過ぎにレストランへ行った。一般のホテルではなかったので、客も少なく、落ち着いて朝食をすることが出来た。出発したのが、8:12で、早からず遅からず、という時刻である。一昨年も、同じコースを帰ったのだが、今回は新宮で、ぜひ寄ってみたかった場所があった。神倉神社である。駐車場の場所までネットで、チェックしたのだが、標識があるほど、メジャーな観光地でもない。神倉小学校の裏にある駐車場に着いたのは、8:42だった。
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鳥居をくぐると、見上げるような階段がそびえていた。世の中に、急な階段もいろいろあるが、これほど急な階段は、今までの経験ではなかった。
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正確な斜度は分からないが、体感的には75度ぐらいはありそうだった。いわば、絶壁を駆け上るのである。朝なので、体力は十分だったが、さすがに上まで一気に登るとばててきた。
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上には、ゴトビキ岩という巨岩
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があって、この巨岩の景色もすごいのだが、ここからの新宮市街地の景色も素晴らしかった。
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神倉神社は、意外に参拝客が多かった。再び、急な階段を下ったのだが、おっかなくはあっても、やはり体力的には、下りは楽だった(9:17)。新宮には、もう一か所、行ってみたい場所があった。浮島公園である。立派な駐車場があり、入場料は100円だった。昔は、広い沼地だったらしいのだが、現在はすっかり周囲を埋め立てられていて、狭い場所に浮島は浮いていた。
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説明によると、泥炭だというのだが、南紀のような暖かい場所に、泥炭があるのは不思議な話だ。浮島が浮いている証拠は、洪水になっても浮いていることだそうである。もちろん天然記念物で、倒木などもそのままに残されていた。都市のど真ん中に、天然記念物があるのは、摩訶不思議なことではあった。
徐福公園は、駅の近くにあったが、きちんとした無料の駐車場があって、助かった。
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公園は、中国式の、極彩色のデコレーションに囲まれているが、公園そのものは、明るい感じの公園で、中に伝説の人物である、徐福の墓があった。
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売店に、徐福茶があったので、不老長寿にあやかって、ペットボトルと、ティーパックの両方を買った。新宮では、もう一か所、新宮城へ行った。この城こそ、マイナーな観光地なのだが、調べた感じでは、なかなか名城だと思ったので、訪ねてみることにした。市民会館の駐車場にクルマを停めて、大手
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から登城したのだが、またまた急な石階段で、へばってしまった。ただ、天気予報が雨だったのにも関わらず、天気は良好で、新宮城にはさわやかな風が吹き抜けていた。
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お城からの眺めも、熊野川河口が見えて最高に良かった。
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城好きの自分としては、不覚にもあまり知らなかった城だが、ぜひ百名城に入れたいと思った。少なくとも、岡崎城などよりも、立派なお城に感じた。これだけ充実した観光をすると、あとはもうどうでも良いのだが、とりあえず松阪にナビをセットして、出発した。新宮から熊野川を渡ると、三重県である。一昨年は、熊野川の河口沿いの国道を走ったのだが、2年後には、橋からまっすぐにバイパスのトンネルが完成していて、便利にはなっていたが、旅情はなくなっていた。熊野川を越えると、行政は三重県になり、紀宝町、御浜町、熊野市、尾鷲市の順番でならんでいるのだが、それぞれに道の駅がある。現在、この地域には無料高速網が完成しつつあり、道の駅としては微妙な問題だ。今回は、このうち紀宝町ウミガメ公園で、コーヒーブレイクにした。このまま海沿いに進むと、今回はパスしたが、世界遺産の花の窟や鬼ヶ城の観光地がある。この先、一昨年には未完成だった、熊野尾鷲道路というトンネルだけの無料道路が出来ていて、余りにもトンネルだけなので、びっくり仰天だった。道はいったん尾鷲市街を走ると、やがて「左無料高速、直線松阪」という標識が現れる。一昨年、ここを走った時、ナビは直線を選択し、当然標識も直線だった。しかし、せっかく高速があるのだから、と思い直して、危険なUターンをして、もとの分岐まで戻った。しかしどうしてもこの標識の意味が理解できずに、再び「直線道路」を走ったのだが、どう見ても左の無料高速が早くて便利だ、ということが分かり、腹が立った。要するに尾鷲市の道の駅である「海山」へ誘導するための、無作為としか思えなかったからだ。結局、2年たっても改善されていなくて、自分のような目に遭わなければ良いが、と思いつつ、ハンドルを左に切った。実は、この北尾鷲ICからは、名古屋や大阪まで、直接に高速で行けるわけで、無料高速だけの案内というのは、やはり不自然だ。それはさておき、トンネルだらけの無料高速を抜けると、有料の高速になるのだが、とたんに車の量が減るのだから、現金なものである。結局、2年前と同じ、奥伊勢PAで休憩した(12:49)。すぐに伊勢自動車道の本道に合流して、松阪ICを降りたのは、13:29だった。

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