四国霊場(八十八か所)ベスト10・続編

 6位  第三十一番 竹林寺 四国霊場には、札所という立場を越えた名刹がいくつかあるが、竹林寺もその一つだろう。5月の遍路は新緑の「緑遍路」だったが、新緑が一番まぶしくて、輝いていたのが、竹林寺だった。有名な観光地である、五台山の上にあり、山号も五台山である。一方通行の形式で、五台山のドライブウェイを登っていった。終点が、牧野植物園と共通のパーキングで、一瞬、どこにお寺があるのかが、不案内なのはマイナス点だった。横道から、入山する感じだが、境内に入ると同時に、神経がピリピリするような感動を覚えた。途中の階段は、京都の高雄寺を思い出すような感じだったので、紅葉の季節も、素晴らしいに違いない。
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境内には、立派な五重塔がそびえていたが、新緑の緑と、塔の朱色が、なかなかマッチングしていた。
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文殊菩薩を祀る本堂も、落ち着いていて、理想的な雰囲気のお寺だと思った。残念なことに、疎石の名園は、パスしてしまったが、やはりあわただしく札所めぐりだけで終わるのには、惜しい名刹だった。
 7位 第六十六番 雲辺寺 この日は、霧の深い日だった。ロープウェイの駅に近づいた時に、ようやく霧が晴れてきた。
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前日、テレビの取材があったらしいが、霧で残念だったらしい。我々の日は、霧が、見事な雲海を形成していて、超の付くラッキーな日だった。裏参道の五百羅漢像は、新しいのであまり趣はないが、アジサイの群落が立派である。
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ただし、我々の時期は、想像するだけである。境内は、普通だが、さわやかな感じではある。残雪があってびっくり、さすがは、四国霊場の最高標高の寺である。例によって、せわしい札所めぐりだったので、展望台をパスしたのは、残念だった。再び、絶景を堪能して、下山する。
 8位 第二十番 鶴林寺 播磨の法隆寺とも称される同名の鶴林寺があり、とても素敵な寺なのだが、こちらの鶴林寺も、負けず劣らず良い寺だった。お隣に、21番の太龍寺があるので、若干損をしているかもしれないが、遜色のない、立派な山寺で、当然展望も良かった。山寺のドライブ拝観の欠点は、ほとんどのお寺で、駐車場がお城でいえば、からめ手にある場合が多いので、裏からひょっこり入ったり、横からひょっこり入ったりすることだ。ところが、鶴林寺はきっちりと山門から正しい参拝ができるのがうれしい。しかも、山門のたたずまいがとても良かった。
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季節も、新緑はもちろん、ツツジやシャクナゲも咲いていて、最高に良かった。
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三重塔と本堂の並ぶ境内のたたずまいも良く、一の押しは、二羽の銅像の鶴である。
 9位 第二十四番 最御崎寺 訪れた日は、5月8日だったが、とても暑い日だった。駐車場から、舗装された道を寺まで歩いたのだが、きつい上り坂だったのにもかかわらず、木陰の道が、とても涼しくて、この寺をベスト10に選んだ決め手になった。山門のふんいきも良く、正面に見える本堂の屋根の造形が、富貴寺に似ていたのも良かった。
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境内の植物は、やや南国風だった。この寺を、ベスト10に選んだ、もう一つの理由は、空海の名のおこりになった、御厨人窟が室戸の地にあることだった。
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 10位 第二十九番 国分寺 四国霊場には、4か寺の国分寺があるが、どの寺もそれなりに良かった。29番は、土佐国分寺で、土佐日記の紀貫之ゆかりの寺である。実は、この寺は2度目だったのだが、本堂のたたずまいだけは、しっかり記憶があった。こけら葺きである屋根は、寄棟造りなので、農家の屋根のようにも見えるが、見れば見るほどに、気品があった。国宝の報道など、たくさんの本堂を参拝したわけだが、土佐国分寺の本堂が、一番落ち着いていて良かった。
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隣には、薬師堂もあり、薬師如来も拝観できた。実は、この時、個人的な理由で、落ち着いている気分ではなかったのだが、ベスト10に入れることにした。

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