三岸節子記念美術館 美濃街道 城と寺と邑の旅⑧

 10月28日(水) 旅四之巻 朝、天気は回復していた。朝食の時、廊下の窓から岐阜城を見ると、丁度ガスがかかって、まるで天空の城みたいな状態になっていた。
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昨日よりは、早く朝食をいただいたので、出発が若干早く、8:17にパーキングを出た。ギリギリまで、予定を迷ったのだが、出発の数日前の、撮りためた美術番組で、たまたま三岸節子記念美術館を紹介していたので、これも一期一会か、と思って、行くことにした。ナビは高速を勧めたが、開館が9:00なので、一般道で行くことにした。途中で、木曽川を渡ると、愛知県一宮市に入り、8:57に駐車場に着いた。常設展だけで良かったのだが、常設展だけのオプションはなかったので、土田麦僊の特別展と込みの切符を購入した。土田麦僊と三岸節子は、接点はなさそうだったが、地元の一宮に関係があった。一宮在住の野村一志は、土田麦僊の後援者で、麦僊が一宮の芥子畑に来て、皇室お買い上げの「罌粟」などの、多くの芥子を描いた作品が、展覧会のメインだった。ここには、多くの日本画家たちが、訪れていて作品があった。特別展には、多くの芥子の花のスケッチがあり、ある意味、本画よりも面白かった。特に、芥子の葉っぱのスケッチが、シンフォニーのようで素晴らしかった。小野竹喬の絵は、速水御舟の絵に似ているのが、ちょっと目を引いた。
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一階に、三岸節子の常設展があった。「ヨーロッパ探訪」のテーマ展だった。入ると、正面に「自画像」があって、余りの素晴らしさに、すっかり魅了されてしまった。個人的に、三岸の作品は好きである。その理由は、具象画だけど、抽象画的でもあるからである。若き日の作品も、そのような傾向はあるが、80歳を過ぎたあたりの作品が圧巻だった。仏教でいえば、悟りなのだろうが、自分の感じでは、吹っ切れたような感覚の絵だと思った。美術館の一角に、土蔵があり、写真やコレクションなどが展示されてあったが、もともとこの場所が、彼女の生地だったようだ。
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本当ならば、併設のカフェでコーヒーを飲んでいけばよかったのだが、お腹の状態が、まだまだ朝食の余韻があったので、パスして、関のほうへ向かった(10:20)。

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