新しいライフスタイルしかない

 子どものころに、まことしやかに聞いた話がある。世界で、一番幸せな「男」は、日本人の女性を妻に持ち、ヨーロッパの家に住み、中華料理を食べることだ、と言うものである。しかし、現代の日本は、それ以上に贅沢三昧だともいえる。住む国こそ、ヨーロッパとは行かないが、住んでいる住宅は、ほとんどの家が、和洋折衷という、ヨーロッパの住宅よりも、一歩先を行っている家も多い。さすがに、我が家には、暖炉は無いが、近くの住宅を見れば、暖炉用に煙突の家も多いので、「もしもー、わたしがー、家をたてたならー」の歌のような家も多いに違いない。中華料理の美味しいことは認めるが、毎日毎日、脂っこいものばかり食べるのも、大変で、和食・洋食・中華にプラスして、カレーなどもバランスよく、日本の食卓は、食の天国と、言えなくないと思う。
 J党の宮崎なる代議士が、不倫騒動で、辞職した。J党からすれば、先の甘利大臣の辞職で、内閣支持率が上がったことの、二匹目のドジョウを狙ったにおいが、プンプンする会見だった。しかし、実相のところは、あのような「有象無象」のようなレベルの人間を、アベノバクチとかいう化け物の政策に踊らされて、代議士に推薦するJ党のレベルの低さと、それを選んだ国民だろう。話は違うが、歯舞を読めなかった、担当大臣もいるようなレベルの内閣なのだから、当然と言えなくもないが、あまりにも悲しい。
 ところで、宮崎氏の騒動の発端は、男性の育児休暇だったように思う。囲碁の棋士には、夫婦でプロの棋士というペアが多い。女性は、当然、お子さんを授かるのだが、棋士の世界は、おそらく、自営業の世界なので、お互いが工夫して、やりくりをしていると思われる。最近聞いたほほえましい話では、このようなことがあった。棋士は、プロなので、研鑽を積む必要がある。これには、個人で研究する場合も、グループで、研究会を開く場合もあるのだが、妻の棋士が研究会に参加する時には、夫の棋士がしっかりと、子守をする、という話だった。A氏は、「一億総活躍」というネコダマシの政策を華々しく発表して、その中で「女性の活躍」を主張している。しかし、彼の言う、スタイルでは、女性は独身のまま活躍するか、結婚した場合には、身体を壊すほど、家庭内労働を維持して、かつ、正業を頑張らなくてはならないことになってしまう。それでは、女性の出生率の向上など、まさに「画に描いた餅」に過ぎなくなってしまう。彼は、頭でっかち学者の言うとおり、言っているだけなので、何の説得力もないのは、当然である。
 今の日本にとって、必要なのは、恐らくは、「ライフスタイルの革命」しかないと思う。中国では、開放政策以降、外食がスタンダードになったらしい。日本の場合、女性が、今のスタイルで、家事労働を担うことは、日本人女性を妻に持つ者にとっては、極楽かもしれないが、A氏の言うが如くに、女性が「活躍」することになると、日本人女性の妻は「地獄」を味わうようになると思う。本質的なことを、改善しないで、「女性の活躍」だけ論ずるのは、本末テントウムシだと思う。今の日本に必要なのは、新しい、日本のライフスタイルを構築することしか、ないと思う。ちなみに、ここ10年ぐらいで、劇的にライフスタイルが変化しているのが、お葬式であり、お墓の様子である。今や、結婚もしくは、結婚式なども変化しつつあり、ライフスタイルが変わることは、珍しくはない現象だと思う。それにつけても、政府の、軽減税率のあり様は、この変えなければならないライフスタイルを「逆行」させる悪法である。昔ながらの石頭、としか言いようがない。

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