旅の贅沢

 9泊10日の院内トリップの費用だが、残念ながら3割負担であり、それ相応の高額だった。ただ、思ったことは、ほぼ、ツアー料金と同じようなレベルの金額であり、その有難さ、から言って、旅の値段は、なんと贅沢なものかと、思った。確か、一昨年は、関東地方に、未曽有の大雪があり、我が家は、相応の年数も経っていたこともあり、結構なダメージを受けた。これは、ある意味天佑かとも思い、思い切って、リフォームをした。数か月かかったが、リフォーム代は、やはり、ちょっとした旅行代金だったので、旅の贅沢さを感じた。横道にそれるが、ブログのCMに、「家の塗装が、50万円も安くなりました」と言うものがあった。自分の感想では、家の、塗装に、50万円以上取るのかと、びっくりした。このような、見積もりでは、世界一周旅行が出来てしまうと思うのだが、自分のリフォームは、とてもリーズナブルなものだった。それでも、家の80%ぐらいは、とっかえたような印象なので、ずいぶんと住みやすくなった。住むのは、何10年、旅は1回ぽっきりなので、旅の贅沢さは、とびきりと思える。
 投書欄に「読書貯金 心の蓄え願う」と言うものがあった。小学生に、読書貯金という取り組みをしていて、読んだ本のページ数を貯金のように、貯めていく、という取り組みのようだった。自分は、読んだ本の記録もしているが、人生における、旅行の記録もしている。何を持って「旅」とするのかもあるが、自分なりに「旅」を定義して、一人旅と、夫婦旅、その他の旅の3種類に分けられるが、そのほとんどは夫婦旅である。小学生の「読書貯金」の場合には、どれだけ蓄えて、今後の人生に生かすか、だが、自分の「旅行貯金」の場合には、蓄えた利子を、どれだけ有効に遣うか、と言うことになる。まだまだ、旅人としては、現役なので、貯金も増やしたいが、過去の旅を反芻して、楽しむのも、「老後」の愉しみではある。
 最近、新聞で、鈴木大拙の、「外は広く、内は深い」と言う言葉を知った。これを、旅にたとえれば、海外旅行は広く、国内旅行は深い、と言い換えることができるかと思った。海外にも、それなりに旅したので、海外の「広さ」もそれなりに知ったが、それに劣らず、それ以上に国内旅行も体験しているので、つくづく、国内旅行の「深さ」にハマっている。近々の旅行では、岐阜県の美濃地方を中心に、「美濃街道」と称して旅をした。美濃は岐阜であり、岐阜城や大垣城
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などを巡った。(犬山城は、二度旅しているので、今回はパスした。)一番に驚いたのは、古刹の奥の深さだった。お寺と言えば、京都や奈良が、有名だが、美濃の古刹も、京都や奈良に劣らない感動を我々に与えてくれた。申すまでもなく、旅の最大の愉しみは、「感動」である。こればかりは、左脳では、どうしようもない。左脳の生半可な知識は、むしろ「感動」の邪魔になるぐらいである。美術の鑑賞が、多くの場数を経験して、初めて、「鑑賞」できるように、旅も、それなりの場数を踏んで、初めて「感動」するものである。これからも、知力、体力が続く限り、「旅行貯金」をして、愉しみたいものである。

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