交差点信号の改革を

 また、一億総活躍の犠牲者が出てしまった。軽井沢のスキーバス転落事故が起こって、1ヶ月が過ぎた。この問題は、当ブログでも、何度も取り上げたが、直接には、本人の余りにも稚拙な、運転の技術だが、それに至った、行政の責任については、まったく取り上げられていない。これは、明らかにチャーター便のバスを、免許制から、届け出制に改悪した構造改革による「規制緩和」の失政にある。しかし、今の骨抜きにされたメディアに、このことを批判することは、できないらしい。そして、それに輪をかけたのが、恐らくは「一億総活躍」と称して、本来はリタイアしてしかるべき、シニア層を、馬車馬の如く働かそうという企みである。現在の日本は、人口が減少で、労働力人口が減っていることは間違いがなく、シニア層の多くは、働くことの他に、生きがいを見つけにくい人が多い、年金の上からいっても、シニア層が働くことは、益はあっても害はない、と言うことで、一見「一石三鳥」のめい政策にも思える。しかし、このめい政策には一番大切な視点が欠けている。国民の命である。当然のことながら、シニア層は、個人の差があるにしても、運動能力が衰える世代である。この運動能力の衰えと、国民の命がかかわることについては、念の上には身震いするほどの、緊張感を持って、立ち向かわなければ、事故は、これからも、限りなく起こるのではないだろうか。
 個人的には、ドライブは大好きである。自分の感覚としては、筋力や持久力は衰えているにしても、短い時間ならば、まだまだ安全な運転には、自信を持っている。ただ、視力の衰えは、正直、隠しようがなく、その分、念には念を入れて、特に交差点での運転には、気を付けている。正直な話、運転免許更新の、視力検査は、かなり甘い。午前中に、眼医者に行って、運転には適していません、と宣言されて、午後、視力を良くするドリンクを飲んで、運転免許の更新に臨んだら、見事にパスした経験がある。自分としては、確かに、ドリンクの威力で、眼が見えるように感じたので、チャレンジしたのだが、恐ろしいといえば、恐ろしい話である。実は、この時に、後発白内障、という症状が出ていたらしいのだが、その後の治療で、ほぼ完治したので、現在の視力は「快調」である。ただ、シニア層の運転は、おおかれ少なかれ、このような逆アドバンテージがあることは、間違いがない。冒頭に、また、一億総活躍の犠牲者が出てしまった、と書いたのは、68歳のダンプ運転手が、7歳の児童を、交差点の左折で、ひき逃げした事件のことである。おそらくは、両者ともに、青信号で、交差点に入ったはずである。もちろん、自動車は、交差点では徐行で通過することは、法規でも決まっているはずである。自分の場合は、途中はアクセルをふかすことはあっても、交差点からは、限りなく徐行で通過することにしている。とにかく、交差点は、危険すぎるので、どんなことがあっても、ゆっくり走れば、大きな事故にはなるまい、という確信によっている。右折や左折は、最高級の危険である。交差点では、歩行者の場合も、限りなく多く体験する。若い頃には、いかに早く、信号が変わったら、真っ先にカッコよく、飛び出すことにしていたが、現在は、真逆に行動している。信号が青に変わっても、まずは、右を見て車に注意を払って、おもむろに歩き出す。最近は、暴走車も多いので、信号待ちの時でも、できるだけ、ガードレールの内側で、待つように心がけている。さて、可愛い小学生である。運転する側から言うと、小学生ほど、怖いものはない。物体が小さいことは、それだけ、眼に映りにくい。その意味で、目立つ色である、黄色い帽子は、それなりに効果があると思う。横断歩道は、手をあげて渡る風景を見かけるが、これも、小さい子どもを大きく見せるので、効果があると思う。一番危険なのが、ちょろちょろ駆けながら、横断する場合である。世の中に、これ以上危険な渡り方は無い。ドライバーを擁護する気は、さらさらにないが、横断歩道を走るのは、大人であっても危ない。まして、横断歩道を、自転車が突っ切るのは、法令の違反でもあるが、現実的にも危険なのである。簡単に言えば、たとえ、青信号であっても、身体の小さな小学生が、交差点の横断歩道を渡ることは、それだけで、危険だと思う。唯一の解決法は、歩道のあるレベルの交差点は、歩行者と、自動車の信号とは、別にするしかないと思う。

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