レオナルド・ダ・ヴィンチ - 天才の挑戦

 日本は、美術の鑑賞には天国で、ほとんどの有名作品が、日本にいて観ることができる。今回、退院後の最初のお出かけと言うことで、レオナルド・ダ・ヴィンチ展を見に行くことにした。本展覧会は、シニア料金が半額だったので、チョーの付くラッキーな感じだった。レオナルド・ダ・ヴィンチ展は、人気らしく、毎年一回ぐらいは開かれているような印象もあるが、彼の真筆の油絵は、20点ぐらいしかないはずなので、ぜひお見逃しなく。作者名が無いのは、全て、レオナルド・ダ・ヴィンチ作と言うことで、若干の感想を…
 13「花の研究」 ダ・ヴィンチは、筋肉の絵や馬の絵などは有名だが、可愛い花のスケッチがあるとは、意外な感じだった。スミレの花などが、スケッチされていた。 16「馬とネコ科動物の研究」(カルロ・ジュゼッペ・ジェルリ) もちろん、ダ・ヴィンチの原画によるものである。感じとしては、北斎漫画に良く似ている印象を受けた。 21「子どもの研究」 子どもの持つ、ぷくぷく感が良く表現されていて、感心した。 35「鳥の飛翔に関する手稿」 ダ・ヴィンチが、ノートマニアであることは、よく知られているが、やはり本物の存在感は、凄かった。それにしても、よく研究して、よくスケッチをしたものだと、感心させられた。
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 39「糸巻きの聖母」 長蛇の列を並んで観るのだが、遠くから観ても、凄くパワーを感じ、しばらく動けなくなって、列を乱すほどだった。過去に、いろいろな名画を観て、いろいろな場所が、感動で神経が震えたのだが、今回の「糸巻きの聖母」は、額のあたりから、汗が実際ににじみ出る感覚があり、このパワーは、絵の全面まで来ると、全身が震えるような感動だった。二度並んだのだが、二度共に、同じ感覚に襲われた。自分の感じでは、マリアの右手が、何か独立したような、魔物のような迫力を感じてしまい、たじたじとなった。イエスが、右手一本で、病人を治したりする逸話が、バイブルに載っているが、恐らくはあのようなパワフルな感じだったのだろうと想像する。それにしても、たかが絵で、このパワーを演出するダ・ヴィンチという画家は、魔法使いかと思ってしまった。イエスは、ポーズだけだと、キューピットのようだが、表情は赤ん坊ながら、複雑な表情である。マリアは、英語では、ヴァージン・マリアというが、やはり、マグダラのマリアと違って、清楚なのはさすがである。マリアの、右側のラインに、すっかり見惚れてしまった。イエスの頭あたりの丘は、ダ・ヴィンチのふるさとの風景に思えて、仕方なかった。本当に良い絵だった。
 

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