諸悪の根源

 来年から、NHKのクロ現こと、クローズアップ現代が、ゴールデンタイムから撤退し、マイナーチェンジして、深夜番組に改編するらしい。これは、ご存じのように、官邸のメディア弾圧の「たまもの」であることは、言うまでもない。月曜日のp.m.7:30は、できればBSPの「にっぽん百名山」を見ることにしているのだが、2月22日は、クロ現の方が気になって、両方の番組を、気にしながら交互に見ていた。軽井沢バス転落事故で、この大いなる責任が、構造改革による、規制緩和であることを、再三書いた。そして、この日の、クロ現は、思っていたよりも、このことが深刻な問題だったことを知らされた。今の、おおさか維新に代表されるように、「公」の非効率性が、まことしやかにささやかれている。これは、K政権当時、経済政策を丸投げした某教授の、構造改革による、規制緩和の亡霊であることは間違いない。現在の、A政権も、当時のK政権のまな弟子であるので、この意味において、この亡霊を継承しているのは、間違いない。現在と未来の日本にとって、最も深刻な問題は、人口減少であることは、承知の事実である。その意味において、A政権の、出生比率目標1.8は、決して、間違いではない。ただ、彼が言っていることは、K総理が、丸投げしたように、こころがここになくて、丸投げした言葉を、ただしゃべっているから、まったく心に伝わってこないのである。ここの、根幹の問題は、非正規雇用の「正常化」と拡大にある。政権は、同一労働同一賃金などと、小手先の目標(これは、もともと野党が主張していることなのだが)を述べているが、これはあくまで、小手先のごまかしに過ぎない。このままだと、ますます非正規雇用の「正常化」されむしろ拡大されるに違いない。
 22日のクロ現は、「労働崩壊」というテーマだった。これは、たまたま京都府の、保育園が、民営化され、雇用がすべて非正規になり、賃金が半分になった、という現実だった。府は、何の支障もなく、費用が減少したので、万々歳とのことだったが、まともな生活をするための賃金をもらえなくなった労働者は、悲惨である。そして、公と民間との、効率化が異常に進んで、労働者の4割が非正規になり、これが最大の原因で、人口が急激に減少してしまった。非正規は、全てが「悪」ではないのだが、一家に一人、そして、正規を望む労働者は、たとえ賃金が高くなくても、安心して未来設計ができる「正規」の仕事に就けるようにすることが、遠回りでも、この問題の真の解決策である。この問題は、現在の日本のラストチャンスであり、喫緊の問題である。憲法改正などと、絵に描いた餅にうつつを抜かす政治家ではなく、本当に日本国民のことを真剣に考えてくれる、政治家の登場を待ちたいが、間に合わないかもしれない。そうすると、お先が真っ暗なのだが。

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