司馬懿とアベ総理

 司馬懿とは、字を仲達といい司馬仲達の名前で知られている人物である。世間では、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉で、有名だが、あれは、小説「三国志演義」での話で、宮城谷版三国志によれば、漢中郡の人々が、「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」と喜んで言ったことを、小説三国志演義で脚色したものらしい。司馬懿の、歴史的な評価は良く知らないが、漢から政権を簒奪した曹操と同じように、魏から政権を簒奪した晋の創始者である。なので魏末期に司馬懿は、漢末期つまり三国志の時代の曹操と、同じ役回りをした。曹操が、様々な評価があるとすれば、司馬懿も、同じような評価があるのだろうと、察する。司馬懿は、司馬家を守るために、何度も同じ手口で、人を騙している。このように、人を騙すところが、アベ総理と似ているな、と思って、「司馬懿とアベ総理」という、タイトルで、考察して見た。2020年東京オリンピック招致では、複数の人物の活躍があった。そのうちの一つが、福島第一原発の汚染水を、完全にコントロールしている、とスピーチしたアベ総理だろう。汚染水は、現在も四苦八苦しているのが現状なので、彼は、世界を相手に「騙した」ということになる。要するに、ダーティーヒーローみたいなものである。G7サミットでの、「リーマンショック前の状況」云々は、我田引水として、このことを、リーマンショックと同等として、増税延期、と言うのは、明らかに国民を「騙す」ことに相違ない。宮城谷氏によれば、司馬懿は、「戦争で兵馬を駆使するように、政争でことばを利用した」と書かれていた。正直な話、「ことば」をもてあそぶのは、余り感心したこととは思えない。少なくとも、歴史の評価では、マイナス評価だろう。しかし、ことばをもてあそぶところは、両者の似たところかなとも思った。しかし、両者の決定的な違いが一つあった。司馬懿は、「君(だました相手)を騙しても国家を騙さない」と相手に言うのだが、アベ氏の場合には、国家も国民も騙すのだから、ちょっと、レベルも質もスケールも違うと思った。
 J党内で、いかにも意見が対立しているように、国民に見せかけてているのだが、これも、いつもの彼のやり方である。二つの意見を、いかにも自分がイニシアチブを発揮したか、と国民を騙す手口なのだが、もし、これからも、国民が騙され続けるとすれば、騙される国民が悪いのかもしれない。どちらにしても、増税を延期するのなら、自分の発言の整合性を欠くので、解散をしなければ、つじつまが合わない。そもそも、アベノミクスの発想が、円を安くして、見せかけの景気を良くしようとした、外国頼みの政策だった。なので、「アベノミクスは正しかった」のだが、外国の経済が悪くなったので、アベノミクスは、失敗ではない、というのは、詭弁である。中国では、諸子百家の中に、名家という論理学派があるのだが、アベ氏は、この名家の権化のような気がする。ちなみに、中国での名家(論理学派)は、詭弁とされて、発展しなかったそうである。

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