福島 福と復の花旅 終章⑮

  4月16日(土) 最終日 二日前に、震度7の地震があったのだが、2日後の16日未明(2:25)に、マグニチュード7.3の本地震があり、広範囲に被害が拡大した。官房長官が出てくる場面で、A首相がいやに張り切ってしゃしゃり出るのが気になったのだが、パフォーマンスをする場面ではないように思った。後に聞いた話では、現場を知らない発言で、強権的に、屋内に避難させる通達が届いて、現場のひんしゅくを買ったらしい。5月には、大分県の由布岳登山を計画していたのだが、地震の範囲は大分県にまで広がったようなので、難しそうである。九州も、新幹線が通り、観光が盛り上がっていただけに、第二の東北、特に第二の福島にならないか、心配である。この日の、もともとの予定は、自宅へ直行だった。しかし、野口雨情童謡館で、いわき市立美術館の、特別展が4月16日から開催されるパンフレットをもらったので、行ってみることにした。再び、高速並みの国道6号線を北上して、いわき市中央部(平地区)のいわき市立美術館に着いた(8:20)。開館は、9:30からだが、9:20からオープニングセレモニーがあるというので、出席させてもらうことにした。市制50周年記念の美術展らしいが、テープカットを見るのは初めてで、面白かった。タイトルは、「女性を描く」というのだが、フランス絵画によるテーマ展だった。やはり、本物は素晴らしく、特にクールベやローランサンの作品が素晴らしかった。観るには、ゆっくりできて良かったのだが、人が少ないのは、余計な心配をするほどだった。
画像
今回の展覧会の看板娘。眼の大きさが印象的。丸っこいフォルムが素晴らしい。
 ここを出て、帰途に着いたのは、10:35だった。特別な予定もないので、高速で帰ることにした。ナビの指示は、磐越道⇒東北道か、常磐道⇒東京外環道だったのだが、常磐道⇒北関東自動車道⇒東北道経由で帰ることにした。昨日見学した勿来を過ぎると、すぐに茨城県に入った。つまらない話だが、常磐という言葉は、磐城と常陸とを合わせた言葉の様である。高速の風景は、一般につまらないが、新緑の柔らかい緑は、素晴らしかった。中郷SAというのがあったので、とりあえず休憩した(11:28~45)。地震のことが気になって、テレビを見ていたら、緊急地震情報があり、対象地区が、九州から、中国や四国にまで広がっていたので、緊急性とともに、拡大しているのが、不気味に感じた。ここからは、トンネル高速というほど、トンネルが多く、ドライブとしてはつまらなかった。友部JCTで北関東自動車道に入る(12:31)と、笠間とか益子など陶郷とでも呼ぶべき邑の近くを走り、壬生PAというところで、再び休憩した。数年前、栃木の街を見学した後、お昼を食べた記憶のあるPAだった。ここには、農産物の直売所があったことを思い出して、買い物をした。ここを出発したのは13:40だったのだが、結局青梅ICまでノンストップで走ってしまった(14:56)。つまるところ、圏央道の開通によって、餃子の街宇都宮まで、あっという時間で行けることになったわけで、東北方面の旅がますます楽しみになりそうである。今回の旅で、桜は堪能したが、大震災の復興は、想像したよりも深刻だった。特に、「かしまの一本松」は、津波と原発の二つの災害の象徴のような存在だった。復興ツーリズムという言葉があるらしい。最後に、「一人でも多くの方に足を運んでいただき、その時に皆様が感じられた感情を大切にしていただきたいと考えています。来ていただくことも復興の一助となります」という、相双の歩き方の言葉を紹介して、結びとする。

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