松川浦、相馬中村城 福と復の旅⑩

 新地から、相馬は10㎞少々ぐらいの距離らしい。カフェを出発したのは12:40だった。相馬の中村城は、全国に33ある江戸古建築物のある、貴重なお城なのだが、そんなことは無頓着なように思えた。
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ここも、桜祭りをやっていて、雪洞も飾ってあるのだが、ほとんど人影がなく、幟が風に虚しくパタパタとひらめいていた。ちなみに、古建築というのは、大手門なのだが、確かに17世紀の建築と書いてあった。
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実は、チョーの付く大昔に、職場の旅行でここ相馬に来たことがある。その時には、松川浦という絶景だけが、印象にあったので、そちらへ行ってみた。現在、福島県では、「福が満開、福のしま」というキャンペーンを春の間やっている。残念ながら、東京方面では、ほとんど知られていない。このパンフレットを手に入れて、相双エリアを開けてみたら、相馬市伝承鎮魂祈念館があることを知った。途中に、JA農産物の売店があったので、日持ちのするものを買いボラした。松川浦まで来ると、昔と変わらぬ絶景が見えていた。
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しかし、裏側にあたる原釜地区へ来ると、風景が一変した。激しい工事現場と、そのままの荒れた景色が広がっていた。
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そして、その先に12本ばかりの松が生えた台地があった。ここ相馬で亡くなった458名の慰霊碑があり、余りの数の多さに、目頭が熱くなった。
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この場所に、伝承鎮魂祈念館があった。
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震災当時の写真や、震災以前の写真などが主な展示物だった。ここに引き取り手のない写真がたくさん展示されているのだが、余りにも無念の思いがして、言葉が見つからなかった。この地には、天皇皇后両陛下や、ブータン国王夫妻なども鎮魂や慰霊に訪れたようで、そちらのパネルも飾られていた。時刻も、午後3時を回ったようなので、予約していた、相馬のホテルへ行った。想像とはまるで違い、最新式の設備の整ったホテルで、お客はほとんど復興工事の関係者のようだった。福島県の浜通りは、正直、岩手や宮城と比べると、復興のスピードが、遅いように感じられた。

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