囲碁界の藤井聡太

 囲碁・将棋チャンネルで、「月刊棋聖戦」と言うような、囲碁棋聖戦に特化した番組をやっていた。ゲストに、本木克弥八段が出ていて、いろいろコメントしていたが、「囲碁界は、22歳は若くない」というコメントが印象的だった。海外、なかんずく、最強の中国では、十代の棋士が最強、であるのは、承知の事実だが、日本でも、トップレベルの棋士が複数いるような時代になった、ということかもしれない。前にも紹介したが、中国竜星戦では、シニア枠が導入され、40代のトップ棋士が登場したが、碁の内容は、十代棋士に翻弄され、中国十代棋士の実力のほどを、思い知らされた。改めて、日本の棋聖戦の様子に戻ると、最高リーグのSリーグで、十代棋士の一力遼九段が、ついに4連勝を果たした。Sリーグというのは、タイトル保持者の、井山六冠棋聖を除いた、ベスト6のメンバーで、全局が5局という短期決戦のリーグである。待ち構えるのが、リーグ最上位で待ち構える1敗の河野九段なので、リーグ1位まで、オンリーワンの状態なのだが、万が一敗れても、挑戦者決定トーナメント(囲碁棋聖戦は、あの藤井聡太四段の、30連勝のかかった、将棋竜王戦挑戦者決定トーナメントと似たようなシステム)には出ることが決定したので、楽しみである。ところで、藤井聡太は、3敗したので、普通の棋士になったのかと思いきや、ネットの検索数で、2位と言うのだから、まだまだ、フィーバーは、続いているようだ。何と言っても、スケートの羽生選手並みの、国民的アイドルと言うことで、NHKの普通の歌の番組などにも、大きな写真で紹介されていた。しかし、藤井聡太は、将棋のプロ棋士なので、本戦に勝ってこそナンボの、「勝負」だと思われる。ただ、今のところ、予選では勝っても、本戦では、まだ本領を発揮していない、と言うところなのだろう。
 囲碁には、竜星戦、将棋には、銀河戦と呼ばれる、ほぼ同じテレビ棋戦(全員参加棋戦なので、とても値打ちのある棋戦でもある)がある。通常は、放映するまでは、非公開なのだが、藤井聡太の銀河戦予選の、生中継をするらしい。本戦に入れば、もちろんビッグニュースなのだが、それまで、待ちきれない、と言うところなのだろう。ある意味、そのぐらいが、実力だとは思うが、楽しみなのは確かである。と、ここまで、ブログを書いていたら、囲碁竜星戦の、間違いなくビッグニュースが飛び込んできた。17歳の、芝野虎丸三段が、入段(プロ入り)2年11ヶ月で、優勝し、四段跳びして、一気に芝野虎丸七段になった。年齢では、井山の16歳には、及ばなかったものの、入段からのスピードでは、新記録らしいので、快挙だ。ちなみに、竜王戦決勝の相手は、「囲碁界は、22歳は若くない」年齢の余正麒七段だった。芝野虎丸新七段については、前回のブログで、16連勝中と書いたが、こちらは、頓挫したらしい。しかし、囲碁界にとって、もう一つの注目カードであった、新人王戦準決勝では、当然と言うべきか、残念と言うべきか、藤沢里菜女流四冠を破ったようだ。囲碁と将棋は、似たようなボードゲームなので、記録の上では、藤井聡太四段にとって、もう一つ、手強い記録が現れた、と言うところだろう。両者ともに、今後も頑張ってほしい。

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