デマゴジア安倍対ジャンヌダルク小池、国難脱出緊急避難解散

 藤井聡太ニュースに、うつつを抜かしている間に、世の中は、政治の激震が走った。藤井聡太は、自分よりも弱い相手には勝ち、自分よりも強い相手には、苦戦する、というごく当たり前な状況になったので、つまらないといえば、つまらないのだが、この1年間に、タイトルを取るかどうかが、勝負だろう。
 タイトルは、はじめ「デマゴジア安倍対ポピュリスト小池」とする予定だったのだが、どちらが、「より悪者」かが、分からないので、小池氏に敬意を表して、ジャンヌダルクの称号を与えることにした。安倍氏がデマゴジアであるのか、ないのかについては、確信はなかったのだが、旅先で、安倍氏の解散宣言や、夜のテレビ出演を観ていて、デマゴジアであることを確信した。デマゴジアという言葉は、塩野氏の「ギリシア人の物語Ⅱ」を読むまでは、まったく知らない言葉だった。子どもの時から、民主国家アテネが、軍事国家スパルタに敗れたことは、歴史の知識として、知ってはいたのだが、その細かい真相までは知らなかった。歴史の本を読むと、シチリアの海戦で敗れたことを、左脳的に知っていた、と言うことだけだった。真相としては、民主国家アテネに、デマゴジアと言われる、民衆扇動家が現れて、アテネを滅亡に導いたようだ。しかし、アテネは、民主国家なので、デマゴジアを選択したのは、あくまで、アテネの市民だった。巡り巡って、日本も、民主国家の形式をとっている国家なのだが、21世紀になって、安倍というデマゴジアが出現して、日本を滅亡の淵に追い込んでいるのではないか、と思って、思わず身震いした。デマゴジアとは、固有名詞に非ず、塩野氏の表現を借りれば、「民衆が心の奥底に持っている漠とした将来への不安を、煽るのが巧みな人」という普通名詞である。安倍氏が、ここまでに長期政権を永らえているのは、三つのサポーターの存在を指摘してきた。最大のサポーターは、民主党のトラウマであり、この亡霊が最大のサポーターだった。もう一つが、金正日の存在である。トランプ氏が、ロケットマンと揶揄しているように、ここのところ、ミサイルを連発し、あろうことか、日本上空を飛び越える危機に遭遇している。そして、三つ目が、そのトランプ氏である。トランプ氏が、デマゴジアそのものであることは、対岸の日本から眺めれば、候補者時代から、すぐに分かっていたのだが、民主国家のアメリカが、デマゴジアのトランプ氏を選んだことは、歴史的に言えば、アメリカの自滅の始まりかもしれないと思う。問題は、日本の安倍氏である。国連での演説を聞いていると、そのデマゴジアトランプ氏の、演説をなぞるような内容で、まかり間違えば、日本を滅亡させかねない、危ない演説だった。北朝鮮が暴発すれば、被害を被るのは、アメリカではなくて、日本そのものなのだから、演説は、大人の演説を聞きたかった。安倍氏が、解散に踏み切ったのは、個人的には、「追い込まれ解散」だと思っている。モリカケスキャンダルは、このままに推移すれば、襤褸が出かかっているのは、明白である。モリカケスキャンダルは、その意味で、安倍氏にとっては、明らかな、前門の虎だった。そして。小池氏の存在である。小池氏が、都知事であるうちは、余裕をかましていたが、国政進出を図る情勢になって、俄かに、後門の狼と化した。前門のモリカケスキャンダル、後門の小池新党(希望の党)から、遁れるには、三つのサポーターが最高に、援助している、今しかない、という究極の判断で、大義なき解散をしたのに、違いない。直接のきっかけは、北朝鮮ミサイルの日本上空通過と、民進党山尾議員のスキャンダル報道が、絶好のチャンスととらえたのだろう。国家的、与党的には、現在3分の2をおさえている与党が、解散をする理由はないので、あるとすれば、安倍氏の個人的な理由、としか言いようがない。本当に、情けないとしか言いようがない。
 解散を宣言した当初、究極の選択かと思った。と言うのも、そもそも安倍さんが、前原さんの、消費税値上げ分を、ぱくった政策が出てきたので、そもそも、選択のしようがない、と思った。当日に、安倍氏が、テレビに生出演したので、安倍氏の眼だけを注目した。眼は口ほどにものをいう、からである。モリカケスキャンダルについては、評論家田崎氏のサゼスチョンそのものを、まるで、幼稚園生のようになぞって、回答していた。ただ、その前に、モリカケスキャンダルををコメンターに聞かれている、まさにその瞬間、安倍氏の眼玉が、キョロキョロと二回も往復をした。ので、やはり、やましいのは隠せないのだ、と確信した。ノー天気な国民は、安倍氏の言葉さきを信じるのだろうが、顔は、隠せないと思った。左脳的に見れば、今回の、特に民進党のドタバタは、見てはいられない、喜劇みたいなものなので、評論家が、得意になって、批判するのは、当然だが、個人的には、これは、緊急避難かと思う。デマゴジア安倍氏は、「国難」と言ったが、北朝鮮の「国難」ならば、むしろ、与野党が一体となって、対処すべき問題だし、もう一つの「国難」は、これから、1年間をかけて、与野党がじっくり議論をすれば、良いレベルの「国難」なので、本当の国難は、安倍氏が、まだこれからの4年間を、「一強支配」するかどうかの、国難と言うべきだろう。小池氏は、はっきり言って、好きな政治家でも何でもないが、この、本当の国難を脱出するための、ジャンヌダルクと言うべき存在だろうと思うわけである。左脳的に、批判をするのは、簡単明瞭だが、それこそが、デマゴジアの策略かと思う。現状では、不透明だが、小池氏の国政出馬(都知事の後釜には、蓮舫氏か)があるとすれば、それこそが、国難脱出の、緊急避難だと思う。

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