天唾の報い

 選挙が終わって一週間になる。安倍総理以下、「謙虚」の連発は、どう考えても、不気味だ。案の定、国会の質問時間の配分を、「民主主義」にしたがってなどと、殺し文句を使って、野党を恫喝している。そもそも、与野党の質問時間の配分は、与党4対野党6だったらしい。これに対して、現在の与党2対野党8の割合にしたのは、ほかならぬ、野党に転落した時の自民党の主張だった。自分たちが言い出しておいて、そのことに対して、言いがかりをつけるのは、まさに「天に向かって唾を吐く」ようなものではないだろうか。「謙虚」の言葉を、使わないのなら、まだ、主張するのは仕方ないが、舌の根も乾かない、とはこのようなことを言うのではないだろうか。
 そもそも、「民主主義」などと言う言葉は、胡散臭い。お隣の国の名前が、民主主義人民共和国であるのは有名だが、そこまで言わなくても、大の大人が「民主主義」を使う時は、たいていの場合、胡散臭い、と言うのが長年の経験である。ついでに言わせてもらえば、「平和」「愛国」などと言う言葉も、相当に怪しい。「正論」などと言う言葉は、もう、最悪と言ってよい言葉だと思っている。ところで、選挙期間中に、一番面白かった番組は、9chでやっていた、西部氏の番組だった。西部氏の物言いは「正論」そのもので、評論家と言うものは、「正論」を言えば良いのだから、気楽な稼業だとも、思った。選挙で今回、強く感じたのは、国会議員は、美味しい職業らしい、と言うことである。理由は二つあり、一つは、あの「ハゲー」の発言で、テレビを席巻した豊田前議員が、出馬したことであり、今回は、ほとんど騒がれなかったが、二世候補や、代理候補の乱立したことである。二世議員と言えば、小泉Jr.などは、もてはやされ方が、異常だった。どのメディアも、小泉Jr.が、総理になるのは、予定調和の如く報道していて、雰囲気だけで言わせてもらえば、小泉Jr.の大政翼賛会みたいな感じだった。自分は、と言えば、どうも、ものの言い様が、鼻に付いて、仕方がなかった。小泉Jr.氏そのものが、安倍氏のことを「飽きている」と話していたが、自分の個人的な印象では、小泉Jr.氏の演説が、またか、という感じに聞こえて、仕方がない。政権に都合の悪いデータは、選挙後に出るらしいのだが、先日発表されたデータでは、65歳以上のシニアの収入が増えて、働き盛り、特に30歳代の収入が減っている、とのデータが出ていた。一般的に言って、シニアの世代が裕福で、若い世代は、年金が不安だ、と言われているのが、事実だと思うのが、それ以上に深刻なのが、やはりどちらの世代であっても、勝ち組と負け組との格差が、広がっていることだろう。結局のところ、小泉Jrの親父の時に始まった、構造改革の美名に始まった、非正規雇用の常態化が日本をダメにしたと思っている。その、被害者が小泉Jr.を支持するとしたら、これも「天唾」と言うべきなのだろうか。

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