広島城、国宝不動院 秋の安芸旅山陽路②

 11月6日(二日目) この日も、高気圧に覆われて、朝から晴れていた。朝一番に食事をすませ、7:20に、倉敷のホテルを出発した。まずは、国道2号線へ向かったのだが、国道が高梁川で片側1車線になるところで、猛烈に渋滞した。それでも、玉島ICには、7:44に入った。ナビは、廉塾にセットして、8:09に福山東ICを出たのだが、思わぬところで、難儀した。というのも、廉塾の大きな標識が国道にはあって、右折したものの、昔の神辺町に入ってからの案内は、賞味期限が切れたもので、とても案内をする代物ではなく、ナビに従って入った路地は、高校生の通学ラッシュだった。おまけに、すぐ側が、廉塾という路地は、小型車で入るのがためらわれる小路で、一度断念して、再度アタックして、入るという、難行だった。その挙句、クルマを停めるような場所は全くなく、そのまま走ったら、土手の道にはまった。かろうじて、そこから廉塾の屋根の写真を撮っただけだった。
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 神辺の地元では、菅茶山記念館に力を入れているらしいが、本家本元を粗末にするのは、いかがなものかと、とても不愉快になった。この日は、月曜日でもあるので、記念館は、初めから予定は入れていなかったが、散々な不興な気持ちで、再び、9:02に福山ICに戻った。気を取り直して、広島の、不動院にナビをセットして、山陽道を西下した。10:00前後に、小谷SAと言うところで、休憩したのだが、広島特産の熊野筆の、彩色用の筆があったので、記念に購入した。通常、広島市街には、広島高速を利用するのだが、行く場所が不動院なので、広島ICから市内に入った。時刻は、11:35だった。そのまま、国道を南下して、比治山の陰に当たる場所に、不動院はあった(観光寺ではないので、入口の案内がほとんどなく、別のパーキングに車を停めるチョンボをした)。門も立派だが、寺で金堂と称している国宝の建物は、さすがに素晴らしかった。同様の国宝は、東京に一つ(正福寺地蔵堂)、鎌倉に一つ(円覚寺舎利殿)あるが、こちらの建物は、スケールが大きく、屋根のそり具合も風格があり、とても感動した。
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それにしても、この国宝が、被爆建物とは、信じがたく、奇跡のような感じがした。そして、原爆が、いかに直線的に、瞬間的に、物を破壊するのか、という逆証言のような建物だと思った。現在は、真言宗で、たまたま中では、法事を行っていたが、本尊は薬師如来のようで、形式的には、禅宗建築の様式だと、思った。正午は過ぎていたが、午後の時間があったので、明日行く予定の、広島城へ行くことにした。近くの、中央駐車場へ停めるつもりでいたのだが、満車だったので、あきらめて、そのまま、ホテルへ向かった。ホテルでは、1泊24時間で、駐車場を斡旋してくれるので、そちらに車を停めて、改めてタクシーで、広島城へ向かった。城内の一角に、護国神社があり、そこでタクシーを降りた。色々と、広島の情報を教えてくれて、気持ちの良い、ドライバーさんだった。ここで、一番に感激したのは、三本のクロガネモチの被爆樹木だった。
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あの、原爆を耐えて、芽吹いた樹木は、物言わぬながら、力強さが感じられ、樹皮をなでなでしながら、思わず涙が出てしまった。
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広島城は、ちょっと見に、木造建築のように見えるのだが、中に入ると、完全な鉄筋コンクリートの、建造物だった。それなりの、資料館になっていて、それらを見学しながら、天守閣へ登る、というどこにでもある、お城のスタイルだった。
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天守閣からは、広島の街並みが見えるのだが、城内はけっこう紅葉していた。すぐ近くには、目的にした「ひろしま美術館」があるのだが、月曜日なので、再びタクシーに乗って、平和資料館へ向かった。

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