夢の続き

 久々に、藤井聡太ニュースである。NHKの番組表に、藤井聡太50勝達成か、と出ていたので、囲碁・将棋チャンネルを回したら、王将リーグの、一斉最終対局を生中継していた。ほんものの、将棋ファンとしては、こちらの方が、価値がある、と言うことなのだろうと思った。最年少50勝達成、と言うのは、素人的にはインパクトがあるのだろうが、対局数が増えた現在では、将棋ファンとしては、微妙なとこなのだろうか。これより少し前の、藤井聡太ニュースとしては、高校進学のニュースが報道された。将棋界は、一般的に、進学熱が高く、中卒が一種の、ステータスである囲碁界とは、事情が若干違うようだ。かつて、一力遼が、プロデビューした時に、当ブログで、紹介したのだが、その後の一力は、高校進学を選び、さらに大学進学まで選択した。囲碁の実力も、順調で、井山との、十七番勝負を争うほどの、実力を蓄えたのだが、井山との勝負は、なかなか苦戦のようである。ひょっとしたら、このあたりは、中卒の井山と、大学インテリの一力との、差なのかなと思っている。最終的な棋士としての戦歴は、まだまだ分からないが、今のところはそれが現実である。囲碁界において、次のスターと、人気と実力を持ちつつあるのが、芝野虎丸七段である。囲碁フォーカスにおいて、虎丸特集をやっていた。虎丸七段の魅力は、①に笑顔、②にユニークさ、③に研究熱心、とのことだった。この、虎丸七段に、ビッグニュースが飛び込んできた。虎丸七段の一日は、寝る時間と食べる時間以外は、全て囲碁オンリーらしいので、先輩棋士からも、尊敬されるぐらいの存在らしい。
 たまたまチャンネルを回していたら、囲碁・将棋チャンネルで、「中国竜星戦・決勝」をやっていた。初めは、決勝とは知らなかったのだが、打っているのが、柯潔VS李欣誠だったので、サッカーでいえば、バルサとレアルマドリードのクラシカルを見るようなものだった。実力世界一の柯潔の相手の李欣誠と言えば、世界一早打ちの棋士で、事実上早碁世界一を決める、昨年の「テレビアジア囲碁選手権」で、優勝して、二段から七段跳びして、九段に昇段したことは、記録に新しい。ただし、この碁では、李欣誠の攻めっ気が災いして、柯潔の貫録勝ちだった。大抵の碁の観戦には、ついていけるつもりだったのだが、二人のコウ争いにはついていけず、高校生の時の難しい授業を受けているような感じだった。中国竜星戦の優勝者は、日本の竜星戦との「日中竜星戦」が企画されているので、次は、世界一の柯潔九段と、日本のホープ芝野虎丸七段の、夢の対決が見られることになる。この二人の実力差は、ひょっとしたら、横綱と十両ぐらいの差かもしれない。と言うのも、虎丸七段が、韓国の新人王戦に招待されたものの、あえなく1回戦で敗退してしまったからである。これも少し前の、Y新聞に、井山七冠の、新聞片面のインタビュー記事が載っていた。それによると、囲碁界の実力差において、日本を離しつつある、中韓では、幼児期における囲碁熱が高く、その差が、大きいとの指摘があった。
 ところで、本家本元の井山七冠も、ビッグニュースがあった。このニュースは、新聞の片隅には載っていたものの、テレビでは、ほとんど紹介されなかったので、世間的には、知られていないが、サッカーでいえば、アジアグラブの決勝で、浦和レッズが戦っているぐらいの価値あるモノだと思う。それは、今年のLG杯の、決勝に進出したことである。LG杯の、井山の準決勝の相手は、あの柯潔九段だった。珍しく、テレビの生中継で見たのだが、柯潔投了の声を聞くまで、本当に勝ったのか、信じられなくて、勝った時には、思わず大拍手をしてしまった。今や、井山七冠は、今が打ち盛りと思われる。その井山にして、世界の壁は相当に厚いのだが、今度の勝負は三番勝負なので、何とか、世界一の夢を実現してほしい。
P.S.現在進行中の大相撲は、土俵外の話題の方が賑やかで、異な感じである。当藤井聡太ニュースで紹介した、大相撲の藤井聡太こと炎鵬は、プロデビューから31連勝を記録したらしいが、土俵外の話題ばかりが賑やかで、こちらがあまり報道されなかったのは、まことに残念。これからも、気にしてほしい力士です。

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