オシオス・ルカス教会 華麗なるギリシャ紀行⑥

 三日目の午後も、長いドライブだったが、パルナッソス山の、反対側にある、世界遺産の教会を見学した。そこへの途中、デルフィの上にあるアラホバという街を通過した。完全なスキーリゾートの街で、途中の展望台
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から、絶景を眺めることが出来た(13:30)。この日のドライブは、エニシダ街道と名付けて良いような、黄色いエニシダの中を走り抜けるような感じだった。
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海と山 エニシダ街道 走り抜け」(陸は分かち 海は結ぶギリシャ道)
 オシオス。・ルカス教会
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は、辺鄙な場所にあるので、途中で、モスクに改造されることもなく、ビザンチン時代の様式が残されていて、貴重な建物(ギリシャにある、世界遺産3ビザンチン様式教会の一つ)である、との説明だった。ちなみに、オシオスとは福者という意味で、聖人はアギオスということだが、難しいことを言わなければ、聖・ルカス教会、ということになる。教会は、駐車場から下りて行った場所にあり、門前には、松の巨樹が枝を広げていて、古刹の雰囲気を漂わせていた。
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最初に、壁面・天井が、モザイク画で装飾された、中央聖堂を見学した。
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後で聞いたのだが、夫婦組の主人Iz氏は、ビザンチンが好きで、その代表が、聖・ソフィア教会(トルコ)と聖・マルコ教会(伊)、と話されていたので、きっと、モザイク画がお好きなのだろうと、推測した。ここのモザイクは11世紀のものらしかった。定番の、イエス像、聖母子像、聖人像などのなかに、イエスの洗足の画が面白かった。ちなみに、正教会(オーソドクス)の宗旨では、立体の彫刻は禁止で、音楽もアカペラだけなので、異教徒にとっては、純真で、素朴な感じがするのだが、様式としては、画一化されているともいえる。左の礼拝堂に、即身仏のような、ミイラの聖人があったが、この人こそ、福者ルカスで、篤く信仰されたようだ。この教会で最も古い部分は、生神女聖堂(要するに、聖母教会)と言って、一番古い建物だそうで、古色蒼然という言葉がぴったりの建物だった。装飾が、古代を思わせるデザインで、壊れかけたフレスコ画もあった。また、個人的にはコリント様式の柱が一番に気になった。
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蜂蜜を売っている売店もあったが、しばらくは松の巨樹のたもとで、涼んでいた。山を下って行くと、行く手に、海が見えてきて、そこに、アテネ・テッサロキア間の高速が走っていた。バスは、スパルタ王レオニダスの古戦場
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を見学した(15:30)。ギリシャでは、とても人気のある英雄らしい。帰国後に、塩野七生氏の「ギリシア人の物語」を読んだが、レオニダスも生き生きと書かれていて、面白かった。
 2000年のメテオラ行でも、ラミア郊外で休憩、との記録があるが、今回も同じラミア郊外のドライブインで、午後の休憩になった(16:00)。午後の休憩、というのは、ドライバーの権利として、確保されているらしく、必ず20分きっちり休憩する。ここで。珍しい柘榴ジュースを飲んだ。

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