ミケーネ遺跡、エピダウロス 華麗なるギリシャ紀行②

 バスは、ペロポネソス半島に入った。植生的には、松とオリーブが目立っていた。半島の中も、高速道が走っていて、途中の景色も良かった。そして、お昼を過ぎ(12:15)、エピダウロスのレストランでの、昼食となった。メインは、名物のミサカという野菜パイのようなもので、チーズがたっぷりかかっていて、美味しかった。
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食事の後は、いよいよ、エピダウロス観光である。医神アスクレピオスを祀る神殿がある遺跡だが、われわれは、まず、博物館を見学した。こじんまりしたミュージアムで、蛇を持った医神は、レプリカ(本物はアテネ)だったが、古代の医療器具などもあり、なかなか面白かった。もう一つの見学は、ギリシャ劇場だった。古代劇場としては、最高の保存状態を誇る劇場とのことで、下部のほうが、時代は古く、上部は、ややのちに作られたらしい。ローマ劇場に改装されなかったので、価値が高いとのことだった。テアトル(劇場)の、てっぺんまで登ってみたが、景色が一段と良く、暑いにもかかわらずさわやかな風が吹き渡っていた。
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エピダウロスの次が、ミケーネだった(15:00)。ここは、前回、フルに見学した場所なので、大きな期待はしていなかったのだが、それなりに、新しい発見もあった。最初のアトレウスの宝庫
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は、かなり印象が残っていた。ただ、カメラの進歩が目覚ましく、前回薄ぼんやり撮った天井が、今回は、くっきり写っているのが、妙な衝撃だった。
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遺跡全体の景観はあまり変わっていないようにも思えたが、前回はかなり寒く、荒れたような印象もあったが、今回は、暖かく花々も咲いていたので、楽しい場所のようにも錯覚しそうだった。最初に、前回にはなかった博物館を見学した。とても、近代的な施設で、勉強するには、良い施設だが、施設が快適過ぎると、遺跡の悲壮感が薄まるような感じがしたのが、微妙だった。レプリカも多かったが、ミケーネ文明の、交流を表す地図があり、西はイングランドの琥珀、東はアフガニスタンのラピスラズリがあり、その領域の広さに、驚嘆した。ちなみに、ミケーネ文明は、キクラデス文明が滅んで後、本土で最初に栄えた文明らしい。その後、獅子の門と、アガメムノンの仮面が発見された円形墓地
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を見学したのち、フリータイムになった。せっかくなので、てっぺんの宮殿(パレス)という場所まで登ってみた。
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前回とは、違和感があると感じたのは、中国の観光地と、似ている点だった。要するに、近代化されたミュージアムがあり、遊歩道が整備されていて、悪口風に言えば、テーマバークになってしまっていることだった。前回は自由に回れた、浴槽の跡(アガメムノンが殺された)などは、立ち入り禁止になっていて、残念な気がした。それでも、城壁のような石垣
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は、日本の竹田城にも似た雰囲気があり、ちょっと天気が悪い日なら、凄味があるのかもしれないとも思った。せっかく二度目の見学なので、獅子の門
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などは、詳しく観察してみた。相当に大掛かりな門で、ほぞ穴が沢山あるのが、印象的だった。それに、まぐさ石の巨大さにも感心した。周りは、まだまだ発掘が続いている様子で、ミュージアムの近くには、別の立派な宝庫(アトレウスの宝庫のような)というか、墓地などもあった。
シュリーマンも ホット驚く 観光地」(変わらないのは 獅子の門なり)
ここから、バスは、ペロポネソス半島を横断した。途中、トリポリで休憩(17:30)して、半島西部のオリンピアに向かった。ほとんどの道は、一般道で、ぶんぶんと走りまわり、ショートカットもしたとかで、予定よりも1時間近く早く、オリンピアの、ヨーロッパホテルに着くことが出来た(19:50)。食事は、スープだけがサーバーされて、残りはビュッフェスタイルだった。日付的には、翌日になるのだが、未明の時刻(4:00ごろ)に、コンセントを使ったら、ヒューズがダウンして、真っ暗の中で混乱する事故があった。1時間ぐらい経って、フロントへ行って、うろうろしていたら、ホテルの人が出てきて、「ライト、ダウン」と片言で話したら、何とか対応をしてくれたので助かった。

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