四国カルスト 四国ミニ巡礼③

 四日目 朝は、雲海が素晴らしかった。天狗高原は、四国カルストの東の端なのだが、雲海に誘われて、朝飯前散歩を試みた。現在は、6月中旬なのだが、花は少なかった。ただ、オオヤマレンゲ
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は、可憐な女王様で、素敵な花だった。この森を過ぎると、いよいよ四国カルストの核心の景色が見えてきた。日本三大カルストは、秋吉台、平尾台、四国カルストだが、四国カルストは、他の二つと違い、標高が高いので、景色は一番に優れている。本州の人たちは、四国には魅力がないと、外国に行っても、四国には行かない人が多いが、この四国カルスト一つをとってみても、その素晴らしさが知られていないのが、残念である。よくある雲海の景色は、盆地に漂う、湖みたいな景色が多いが、こちらの雲海の景色は、瀬戸内海の多島海にも似ていて、なかなかの絶景だった。
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前日までで、用事がすべて終えたので、後は、帰るだけなのだが、東京までの帰りは、道中が長いので、必ず最低一泊はすることにしていた。今回は、天狗高原からの、道路事情が、正確には把握していなかったので、とりあえず、いろいろなケースを考えて、岡山に宿をとった。ナビは、もと来た道を推奨するのだが、今回、国道440号線に、トンネルが開通した情報を得ていたので、ここから、伊予越えを考えたりもした。もっとも、泊まった天狗荘そのものが、県境
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に立地していて、部屋は高知県、風呂は愛媛県にあった。四国カルストは、天狗高原から、大野ヶ原まで、カルストスカイラインとでも名付けたいぐらいの、素敵なドライブウエイがある。信州のビーナスラインにも、引けを取らないような道なのだが、ここを横断するのが、国道440号線芳地峠である。このまま、走るのは「酷道」なのだが、ここから、一度土佐梼原方面へ下ると、芳地トンネルの入り口にひょっこり出るルートを教えてもらって、走ってみた。くねくね道ではあるものの、そこは、国道でもあるので、安心してトンネル入り口まで降りた。途中、茨城ナンバーの車に、一台出っくわしただけだった。トンネルは、四国カルストの下を走り抜け、伊予国に入った。不思議なことに、愛媛県に入ったのに、高知方面への標識がしばらく出ていた。これは、国道33号(松山~高知)に出るまで続いた。ここまでの道は、祖谷渓谷を走るような感じで、四国独特の、山上集落なども見えていた。国道33号を左折すると、「道の駅みかわ」があったので、やっと休憩した(10:40)。天狗高原を出発して、1h20分経っていた。この辺りには、巡礼した岩屋寺など、懐かしかった。道は、雛には立派な三坂道路があり、最初はびっくりしたが、今回は二度目なので、織り込み済みである。松山市内に入り、今回はパスして、松山ICに入った(11:21)。この後、しまなみ海道ルートと、本四架橋ルートとがあるのだが、基本的に、楽に早く着くことを目指したので、後者のルートにした。今治のJCTを過ぎると、すぐに石鎚山SAがあり、ここで二度目の休憩(11:50)をして、昼食もとった。讃岐ならばうどんなのだが、まだ伊予だったので、瀬戸内海塩ラーメンなるものをいただいた。このルートからは、ほとんど海は見えないのだが、川之江JCTを過ぎ(13:20)、豊浜SAの手前で、一瞬だけシーサイドのドライブが出来た。後は、坂出JCTに入り、四国を離れた。本四架橋ルートは、瀬戸内の多島海の景観が素晴らしく、そこに近代的な橋が架かっているわけで、将来的には、マチョビチュの絶景に匹敵するような、自然美と人工美とが融合した景観として、人類の遺産になるのではないかと感じた。
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