「逆襲される文明」塩野七生 著

 最近、新宿の西口、南口あたりの書店がなくなって、ショックを受けているのだが、それに比べれば、立川は、書店天国で、特に立川高島屋店に入っている、ジュンク堂は、本の種類が多く、半日ぐらいは、楽につぶせそうである。どちらかといえば、Bookの類は、断捨離を実行中なのだが、読みたい本を我慢するのも、精神衛生上良くないので、たまには買って、読んでしまえば、早々に寄付することにしている。
 最近で、一番に買っているのが、囲碁の本で、何十年もの間、新しい囲碁の本は買っていなかったのだが、AIなど、囲碁界は激変で、ついつい情報を得るために、囲碁の本を買っている、というわけである。ところが、最近の、囲碁の本の隣に、聡太ブームによる将棋本がのさばってきて、本屋によっては、本来は、2対2ぐらいのはずなのに、1対3ぐらいになっている書店がある。実は、ブログの題名の「逆襲される文明」を買ったのは、本当は、囲碁の本を買おうと思ったら、スペースが減っていたので、買う意欲をなくした、ということだった。その代わりに、目についたのが、この本だった。もともと、文明とか、文化については、興味があったのと、塩野氏は、昨年、ギリシャに行った時の前後に、「ギリシャ人の歴史」を読んで、なかなか面白かったからである。現在、ロシア・ワールドカップ2018の熱戦中で、なぜか、サッカーの話題も含まれていた、という理由もあった。公式戦では、ドイツは、イタリアに対して、43年間、一度も勝っていない、というのである。その理由は、「始めからあらゆる事態を想定しておかないと気分が落ち着かず、その実施に際しても規律正しく律義に進めるのが何よりも好きなドイツ人」と「想像力に身を託して行動するのが大好き」なイタリア人の国民性の違いによる、というものだった。ちょっと、ピンとこない明察もあった。「一年前に比べて、安倍さんの顔がイイ顔になっていた」というくだりである。どう見ても、最近の安倍さんの顔は、黒ずんでいて、ワルイ顔なので、不思議なことだ、と思っていたら、4年ぐらい前の、文芸春秋に載せられていた、古い話なので、がっかりした、4年もすれば、浦島太郎である。船井幸雄氏の「包みこみの発想」によれば、経営者の顔を見ただけで、経営内容が分かるそうである。会社の業績が悪くなると、経営者の顔がどす黒くなる、とのことである。人間の胃袋は、気分の良い時には美しい色をしているが、怒っているときにはどす黒い色になり、やがて、これが顔色に出る、というのである。

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